爆笑問題 太田光さん妻でありタイタンの社長である太田光代さん。実母と、義母のダブル介護に悩んでいるそうです。

実は、太田さんも光代さんも一人っ子。両方とも一人っ子という結婚は、結構多いんですよね。

それぞれのお母さんは、それぞれの実家で一人住まい生活。ところが、2013年8月に、東京府中に住んでいた光代さんの母(87)が熱中症で倒れ、救急車で運ばれたそうです。

猛暑の中クーラーをかけずにいたことが原因だったとか。近所にまた迷惑をかけられないと、光代さんは自宅に呼び寄せ、同居することを決意します。

その1週間後、今度は、埼玉県で一人住まいしていた、夫、光さんのお母さん(80)が転倒し骨折してしまったそうです。

そこで、双方の母親の面倒を看るということが、現実のものとして妻光代さんの肩にかかってきました。

二人の母親をどうするか・・、太田夫妻は話し合いますが、結論がでず、いつも夫婦げんかになってしまいます。

そして、光代さんが最後に下した決断は・・・。

一人っ子同士夫婦にとっては、大変参考になる話しですね。

太田光代さんの実母と義母のダブル介護

光代さんは、はじめ自分の母と、太田さんの母を一緒に同居させ、二人の面倒みようと思ったそうです。

しかし、「嫁姑でも難しいのに、全く違った環境で暮らしてきた2人が一緒に生活するのは難しい・・」と親戚中から反対されてしまいます。

夫の光さんに相談しても「もう少し大丈夫じゃないの?」との答えに、イライラし「お義母さん見殺しにする気?」と聞いたそうです。

そんな時、医師から「光代さんにすべて任せるので決めてください」とのお義母さんからの伝言を聞き、近くの施設へ入居させることを決意しました。

その言葉は「自分を思うばかりに施設に入れる決断ができないのでは・・」というお義母さんの配慮からでした。

「キレイで住みやすい・・」と施設を喜んでくれたお義母さんでしたが、光代さんは、施設に入れた判断が正しかったのかどうか、自問自答の毎日だったと言います。

そんな光代さんを救ってくれたのは、お義母さんの「私ここが気に入ったわ、あなたには感謝しますね、本当にありがとう・・」という言葉でした。

いつしか、お義母さんは、施設の人とすっかり馴染み、好きだったコーラスを再開させているそうです。
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確実にやってくる親の介護・・。一人っ子夫婦は、両親がご顕在の場合は、4人を自分たち夫婦二人でみなければなりません。その時何ができるのか・・どうするのか、今のうちからしっかり考えておく必要があります。

「介護は素人では無理です・・特に認知の介護は絶対に無理・・」ある介護士からの聞いたその言葉が、真理ではないかと思います。