なんと、大人の典型的な病気、生活習慣病の痛風が子供に増えているそうです。そのほか、白髪や口臭など中高年特有のものとされていたものが若い人たちの悩みになっているとか。

病気の若年化には、ある原因があるそうです。その原因さえわかれば病気は怖くないようです。その原因を知ってしっかり対処したいですね。

現在の小学生の健康の悩み

●子供の口臭の原因

大人の口臭の原因は、その8割が歯周病と言われていますが、口呼吸をする子供は、口の中が乾燥することで細菌が増殖します。

この細菌が口臭を悪化させます。改善するには、日頃から口を閉じる習慣や、よく噛んで食べることが大切です。

●骨粗しょう症の若年化

65歳以上の人に多い骨粗しょう症が30代に増えています。現在の若い人に、カルシウム不足が深刻になっています。

原因は、カルシウム不足と外遊びをしなくなったこと。外での紫外線を浴びないと、カルシウムの吸収効率が落ちてしまいます。

●子供の便秘

原因は、ストレスです。子供の白髪も同じ原因です。現在、突然下痢と便秘を繰り返すストレスによる過敏性腸症候群の子供が増えています。

●子供の白髪

子供の白髪は、メラニン色素を作る細胞が弱まりが原因です。ストレスが細胞の働きを弱めているそうです。

●痛風の若年化

現在痛風の患者は、推定95万人と言われています。今までの発症は50代がピークと言われましたが、現代は、30代がピーク。

原因は、高脂肪の食生活と言われています。

人は、ストレスを受けると血管が収縮し、血流が悪くなることで、腎臓の働きが落ちます。腎臓の働きが悪くなると、老廃物を体外に出すことができなくなり、体内、特に足先に溜まってしまい、これが痛風のもとになります。

●心筋梗塞の若年化

かつて60歳以上に多かった心筋梗塞が、30代、40代で増えています。同じくストレスにより、血管の動脈硬化が進行し、心筋を死滅させてしまうことが原因です。

ストレスから体を守るチンタラ・ジョギング

ストレスから体を守るには、「チンタラ・ジョギング」がおススメ。

チンタラジョギングは、足ふみをしながら腕をぶらぶらさせるだけ。これでも立派な有酸素運動です。

1回1分から2分、1日数回行うだけで、血流が良くなり、リラックス効果が期待できます。