ぜんそくは子供のものと、思っていたら大間違い。今、大人のぜんそくが急増しているそうです。

喘息は、気道に炎症を引き起こす病気ですが、アレルギーによっておこるアトピー型とアレルゲンを特定できない非アトピー型があります。

アトピー型は、家ダニ、ハウスダスト、カビ、花粉、動物の毛などが、原因物質アレルゲンとなって炎症が起こります。

非アトピー型は特定が難しく、かぜ、インフルエンザ、タバコ、空気の汚れ、排気ガス、食品添加物、アスピリンや解熱鎮痛剤、温度差、湿度、冷気、さらに、ストレス、運動などが誘発原因として考えられるそうです。

私も、2ヶ月近く、咳が止まらず、最後は呼吸も浅くなって胸が痛くなり呼吸ができなくなり、大変な思いをしました。

診断は「咳ぜんそく」ということでしたが、室内の観葉植物がアレルゲンになっていたようです。

喘息

セキは飛沫が2メートルも飛び、2キロカロリーを消化し、ろっ骨にヒビが入ることもあるそうです。

かぜかな・・と思い、市販の風邪薬や咳止めを飲んでいるうちに、症状がどんどん悪化しまうこともあります。

危険な咳の、見分け方をしっかり学んで、今お悩みの方はしっかりチェックしてみてください。

嘘をついたとき「せき」がでるっていうのも、あるようですよ。(笑)

大人のぜんそく

レントゲンで撮っても映らず、長期間にわたる咳、このような大人喘息にかかる人が増えています。

放置すると、窒息死する危険もあるそうですから怖いですね。心不全の初期症状としてせきがでることがあるそうです。

これは、心臓の機能が落ち、肺の血流が悪くなることが原因だそうです。

せきは、体に入った異物を外に出そうとする生体の防御反応のひとつで、大変重要な機能なのです。

1回の咳で消費されるエネルギーは2キロカロリー、1分間に5回の咳が1時間続くと600キロカロリー、2時間のランニングの相当するエネルギーが失われます。

長引くせきは、肺の中の異常を示すサインです。肺炎や気管支炎、胃酸の逆流でも咳はでます。

うそを付いた時せきがでるのは、ストレスで自律神経が一時的にみだれるため咳がでるそうですよ。

たんは、体の中に入ってきたホコリ、ウィルス、細菌と闘った白血球の死骸です。

大人ぜんそく患者は子供より多く、小児ぜんそくに比べ治りにくい傾向があります。

大人ぜんそくは30~40代で、突然発症します。咳がでるため風邪と診断されてしまい、風邪薬を処方されますがよくならず、そうしている間にどんどん悪化してしまうことがあります。

ぜんそくになると、炎症で気管支が狭くなってしまいます。

●大人ぜん息の主な症状

①8週間以上咳が続く
②風邪のたびに咳が長引く
③夜中から明け方に激しい咳がでる

ぜん息はレントゲンではわかりません。これらの症状がある方は呼吸器専門を受けてください。

大人のぜん息が増えているのは、ダニ、ホコリ、カビなどハウスダストが原因となっています。

●ぜん息を悪化する要因

ぜん息気管に刺激があると悪化します。
①気候の変化・・温度、湿気、気圧の変化(台風や梅雨時)
②辛い食べ物・・辛味の成分カプサイシン
③タバコ・・最悪の環境です

湿布薬や解熱鎮痛剤に含まれるアスピリンによって、ぜん息が起こる場合があります。

●ぜん息の治療法

口から吸入し気管に直接作用し炎症を抑え発作を防ぐ「吸入ステロイド薬」を処方することで発作を起こりにくくします。

規則正しく、継続して使うことでぜん息を改善します。症状の有無にかかわらず継続的に使うことが重要です。

ステロイドは怖くありません。途中でやめてしまうことは避け、医師の指示通り続けてください。