こぼり整形外科クリニックの小堀眞医師66歳は膝関節の名医。先生のもとには、膝関節の痛みに耐えかねた患者さんが毎日多く訪ずれると言います。

こぼり整形外科

こぼり整形外科クリニックは、静岡県浜松市にあります。

膝関節が痛い人のほとんどが、変形性膝関節症だと言います。変形性膝関節症は、老化により膝の軟骨がすり減り、骨が直接当たり、痛くて歩けなくなる疾病です。

来院した女性70代は、ひざ痛で歩けなく、バスに乗ってどこにでも行きたいと言います。

また、水がたまってくるとズボンもはけない女性80代、立ったり座ったり、階段の上り下りは激痛が走るという男性70代、と様々な患者さんがいます。

痛みはまずは運動や体重を減らすことで対処しますが、どうしても歩けない場合や重症の場合のみ手術になります。手術は、膝に人工関節を入れるもの。

番組で紹介された男性58歳は、20年以上前にすねの骨を骨折。後遺症で58歳にして変形性ひざ関節症になりました。

手術は、痛んだ無駄な軟骨を取り除き、すねの骨を平らに切り、穴をあけ、その上から金属製のトレイをはめ込みます。

大たい骨は、金属製の部品の形状に合わせて切り、部品をはめ込みます。その間に軟骨の働きをするポリエチレンを入れ完了します。

骨は、人それぞれ太さや硬さが違い、それだけに体全体を見極めながらの手術は、経験の差が出るとこぼり医師は言います。

「膝の痛みを取り去ることで、患者さんが人生を取り戻す」、先生は、その姿を見るのがとても嬉しいと語ります。

痛みさえ取れれば、あとやることはリハビリだけなので、どんどん外に出てほしいそうです。

ひざの痛みがなくなった患者さんは、とても明るくなるそうです。

ひざ関節のスーパードクター、こぼり整形外科クリニックの小堀眞先生、頼もしいですね。