肩に触れずに10秒で肩こりを治す方法があるそうです。それを実践するのは、なんと歯科医師の佐藤青児先生。
佐藤先生は、鍼灸師でも整体師でもなく歯科医なのですが、「筋肉を緩めるとこでリンパの流れを改善しコリを治す」という独自のさとう式リンパケアで、今人気を集めています。
この治療法を「筋ゆる」といいます。
佐藤先生によると、こりを治そうと筋肉に圧力を加えると逆効果になるそうです。緩めることで、リンパの流れが改善しコリが解消するとか・・
簡単にできる肩こり解消「片手バンザイ体操」
①バスタオルを丸める
②あお向けに寝て、バスタオルを肩甲骨の下に入れる
③腕をまっすぐ上げて耳の横につけ、もう一方の手で肩に軽く触れる
④鼻から息を吸い口からゆっくり吐くを3回
⑤さらに腕を直角にまげ、もう一方の手を胸に添えてゆっくり呼吸3回
⑥反対側にバスタオルを移し、逆側も同じく行う。
「筋ゆる」を利用した、さとう式リンパケアは、肩こりのほか、頭痛や耳鳴りの解消にも効果があるそうです。
その他、リンパ液の流れがよくなるため、シワ・たるみ・むくみ・くすみと、さらに小顔効果まで期待できるそうです。
さとう式筋ゆる法 耳たぶ回し
さとう式筋ゆる法とは、耳たぶがポイントです。
①耳たぶをくるくるくると回します。
②手のひらを内側にして腕を伸ばし、もう片方の手で頬を触る
③首にも触りながら力を抜く
④胸に手を置き、伸ばした腕を直角にして力を抜く
⑤手のひらを外側に向け腕を伸ばし、脇腹を触りながら
力を抜く
佐藤先生は、歯科医として顎関節症の治療に携わるうちに耳たぶを回してアゴの筋肉をゆるめると、肩の筋肉も緩むことに気が付きました。
肩そのものよりも周辺の筋肉に軽く触れて、揺らすだけで脳が反応して、「ゆるむ」という信号を出して、肩の筋肉がゆるんでくれて肩こりの解消になるそうです。