チョコレートはの歴史は、紀元前2000年までさかのぼりアメリカ先住民族は、薬用として用いていました。今回のテーマは、そんな内容の最新版です。
チョコレートは、カカオ豆をふんだんに使ってつくられており、脂質と糖質がたっぷり入っていて栄養価も高く、最新の研究では、健康効果や医療効果もあることがわかってきました。
そう考えると、愛のバレンタインデーには、チョコをプレゼントすることは、とっても深い愛情を贈ることになるのですね。
カカオの成分とその効果
●カカオの成分
・ポリフェノール ・テオブロミン ・ブドウ糖 ・食物繊維
・ビタミン(ビタミンE、ナイアシン)ミネラル(カルシウム、マグネシウム、亜鉛、リン)
血圧を下げる作用は、カカオ豆の成分が多いダークチョコレートがもっとも効果があるそうです。カカオ豆には、ポリフェノールの一種のエピカテキンが含まれており、血管を拡張させ血流を増やし血圧を下げます。
また、強い抗酸化力で悪玉コレステロールも減少させる効果もありますす。さらに驚くのは、キズを早く治す効果があるということ。通常1週間かかるキズが4日で治ってしまうほど効果があります。
これは、カカオに含まれるミネラル成分(亜鉛)と食物繊維の作用で、ココアは床ずれも治すとも言われています。
緊急医療の現場では、ココアを栄養剤に混ぜて飲ませることで、キズの治療に役立てているそうです。
その他、肥満抑制、虫歯予防、歯周病予防、がん予防、血圧低下、コレステロール抑制、抗うつ、認知症予防、ピロリ菌撃退、抗インフルエンザ、キズが治る、整腸作用があるそうです。ほんとうに、驚くべき効果があるんですね。
チョコレートは発酵食品
実はチョコレートは発酵食品です。チョコレートの原料であるカカオは、黄色とか緑色。
中にカカオの実が入って、それを1週間発酵させます。発酵したの匂いは、なんと足の匂いがするとか・・。(^_^;)。それを焙煎するとチョコレートの原料になります。
発酵により、微生物はカカオのポリフェノールから高分子ポリフェノールをつくりだします。その高分子ポリフェノールには、強い抗酸化作用があります。
血圧低下、キズが治る、整腸作用は医療の現場で使われるほど、効果があり、EUの食品安全機関が血圧抑制効果を正式に認めています。
ところで、チョコレートを食べ過ぎると、ニキビができる鼻血がでるは、一切関係ないそうですよ。これだけ効果があり、弊害がないのなら、明日から誰の目も気兼ねしないでチョコレートを食べられますね。