入院した方はわかりますが、病院の食事というと塩気がなく味気ないもの・・ですよね。
病院でだされる料理は、1日の生活に必要なカロリー、栄養のバランス、塩分濃度をすべて計算してつくられた超健康食。
でも、美味しくない・・病気で入院でもしない限り食べたくないですね^^;しかし、そんな病院食のイメージが大きく変える本が出版されてます。
病院食レシピの先駆けとなったのは、東京品川にある「せんぽ東京高輪病院」のレシピ本。
患者さんから美味しいと評判の料理31品目をまとめ「せんぽ東京高輪病院 500kcal台のけんこう定食」としたまとめたところ大評判に。
カロリーや塩分控えめでありながら、とんかつやタイ料理のトムヤンクンまであるそうですよ。
せんぽ東京高輪病院では、病院内のレストランにも、一般のお客さんが殺到しているそうです。
このレストランでは、入院患者さんと同じメニューを提供しており、お客さんは、いつも安心して、美味しく食べれるからと通いつづけているそうです。
1日150食用意していますが、連日完売だそうです。
減塩でも美味しい理由は、下味をつけていること、多彩な香辛料を使っていること、出汁をうまく使っていること。
なんと、ここに通い続け半年で10kgも痩せた方もいるそうですよ。
それに負けじと頑張っているのが、大阪府吹田市にある国立循環器病研究センターです。
高血圧予防を中心にまとめたレシピ本が売れに売れ、現時点で25万部のベストセラーになっているそうです。
その名も『国循の美味しい!かるしおレシピ』実際に、国立循環器病研究センターで出されている食事をベースに500kcal、塩分2g未満のレシピが掲載されています。
国立循環器病研究センターの料理長は、京都の割烹で修業した方。美味しさにとことんこだわりレシピを作り上げました。
塩分が少なくても、ダシを使ってしっかりした味付けをすることで、美味しい料理73品目をまとめあげたそうです。
付録に、塩や醤油を0.1ml単位で計れる便利な計量スプーンがついているそうです。
食は健康の基本です。入院して食べることになるより、入院しないようしっかり食べる、まさにその通りですね。
美味しくて健康になれる食事、みなさんも試してみてはいかが。