おひとり様夫婦とは、仮面夫婦などの言葉が進化したものと思いきや、そうではないようです。
例えば、
●夫と夕食を共にしたくないから「ダイエットしている」と言う
●夫と週末を過ごしたくないので土日は必ず予定を入れる
こんな妻が増えているそうです。
仮面夫婦とは、夫も妻も冷め切っているのに、対面では仲良し夫婦関係を装っていると言う感覚で使われてきましたが、「おひとり様夫婦」は、妻だけが覚めている状態。このことに夫はまったく気づかず、夫婦円満だと思っているケースです。
仮面夫婦や家庭内別居とは違い、夫だけが知らないと言うなんとも怖い夫婦形態ですね。
離婚はしたくないけど、夫とは一緒にいたくない!とにかく夫がうっとうしい。いっしょにいるとイライラする!
なら、離婚をすればいいじゃない?と言う意見もありますが、経済的な理由や、離婚するほど嫌いじゃないと言う理由から逆に離婚を避けるために、おひとり様夫婦をやっているとの意見も。これ、年代に関係なく、50代、60代も非常に多いようです。
いつまでもラブラブでいる夫婦もいますが、どうして「おひとり様夫婦」のように、妻が夫にどんどん冷めてしまう夫婦が増えているのでしょうか。
妻の言い分では、「夫は外では愛妻家、家ではお山の大将。そんな夫の言動に嫌気がさして冷めていく」など、日常のちょっとしたことで、夫に幻滅していくケースが多いようです。
おひとり様夫婦の妻がしっかりやっていることは、「敵情視察」。夫に気づかれないように行動するために、夫の行動やスケジュールは、しっかり把握する必要があるからです。
夫がかわいそうと言う意見もありますが、妻も爆発しないようおひとり様夫婦で頑張っていると言う意見もあり、夫婦って世界で一番大変な人間関係かもしれませんね。