SNEP(スネップ)と呼ばれる20歳~59歳までの、学生ではなく、無職の未婚者で、関わりを持つ人が家族以外に一切いない人が急増しているそうです。

定職につかないフリーターから始まり、その後は「NEET(ニート)」、そして今や「SNEP(スネップ)」が注目されています。

ニートは、15歳から34歳までの若い無職者のことを指す言葉であるのに対し、スネップは、それ以降の年齢を人を指します。

2011年には、スネップは162万人に達し、未婚で無職の256万人の60%に当たるそうです。

50代でスネップと呼ばれる人も多く、スネップはインターネット社会に精通しているわけでもないそうです。「SNEP」のインターネット利用率は
41.3%にとどまり、50代はもっと低いと想像できます。こうなると、本当に孤立無縁。

50代ともなると、健康にも自信がなくなり、色々な病気の好発年齢にもなります。スネップの本当の意味での怖さをヒシヒシと感じるのもこの年齢からではないでしょうか。

たとえ結婚をしていても、配偶者に先ただれ、子供と別居していれば、孤立死や孤独死の心配はついて回ります。しかし、スネップの場合は、もっと深刻ではないでしょうか。

親戚や友人がいないスネップの場合、インターネットを利用し、ソーシャルなどで人とのつながりを持つことで、老後の人生も変わってくるかと思います。