いつもきれいな爪でいられるので大人気のジェルネイル。
ツメがはげてこない、マニュアより長持ちする、付けツメのような違和感がない、などいいことづくめで今、年齢をとわず、女性の間で大流行です。
ジェルネイルは、まずヤスリをかけジェルが爪に定着するように削ります。その後、お気に入りの色や柄の樹脂を重ねて塗っていきます。
そのあと、紫外線をあて樹脂を固めてできあがり。
しかし、最近ジェルネイルのトラブルが増えているとか・・・。特に、40歳~50歳代の主婦からの相談が急増しています。
【ジェルネイルの主なトラブル】
①折れやすくなってしまった
②ツメが痛かったりする
③ツメがよりよれになってしまった
④ツメがふにゃふにゃになった
⑤ツメが緑色になった
特に深刻なのは、ツメが緑色になるグリーンネイルと呼ばれる症状。これは、ジェルネイルが何かの拍子にはがれ、ジェルとツメの間に空洞ができ、その間に緑膿菌という細菌が入ってどんどん繁殖してしまいます。
これは施術の技術や、メンテナンスをせず長期間放置してしまうことにより起こります。
またツメがぼろぼろになり、日常生活に支障をきたしている問題も多いようです。この原因は、ツメの削りすぎによるもの。
ジェルネイルは、通常1ケ月ほど時間をおくのが普通ですが、失敗を繰り返し何度も削り直していると、ツメがどんどん薄くなりツメがわれてしまいます。
やがて、物が触れない知覚過敏のような状態になってしまうとのこと。さらに重症なのが爪甲剥離(そうこうはくり)といって、爪とその下の肉が剥がれてしまう症状です。
これはジェルメイルをはがす薬剤(リムーバー)の使い方を間違えると起こるそうです・・・。
薬剤は刺激がとても強いので、その使用を最小限に抑えることが重要。
絶対に避けたいのが、どぶ漬けといって、液剤を入れた容器に指先をいれさせ、しばらく待たせているようなサロンは、要注意です。
このやり方は、非常に効率がよくキレイにジェルがとれるのですが、爪と周辺の皮膚にとっては最悪の状態となります。
【トラブルを避けるには】
①お店選びは慎重にすること
②爪を日々チェックすること(毎日観察してヒビがはいっているかどうか)
③時々爪を休ませること
細菌、ジェルネイルに関しての問題は急増しています。思い当たることや、トラブルがあるようなら形成外科を受診してくださいね。