大人ニキビは、20代だけではなく、30代、40代できる女性の大敵ですね。

特徴として、口周り顔のフェイスラインによくできること。あさイチでは、この大人ニキビの悩みの対応策を教えてくれました。

●大人にきびの特徴

・頬や口周りに次々とできる。

・常に同じエリアの、同じ場所にずーっとでき続ける。

・いくら市販薬を使っても治らない。

・赤にきびと、白にきびを繰り返す。

●ニキビはどうしてできるか

①毛穴に皮脂がつまって白ニキビができる

②白ニキビに細菌が繁殖し、炎症を起こして赤ニキビになる

③市販薬を使い、赤ニキビを治す

④白ニキビになるが、すぐまた赤ニキビになる

大人にきびの最新治療法 皮膚科医 堀内祐紀先生

 市販薬の主な効用は殺菌作用。そのため赤ニキビには対処

できても、白ニキビには効果を発揮できません。そのため白ニキビになっても、また赤ニキビへと発展しまい連鎖が続いてしまいます。

大人ニキビの治療に有効的なのがアダパレンという成分です。アダパレンは、角層の新陳代謝を促進させて、毛穴につまった皮脂を取り除く効果があります。

そのため、赤ニキビ、白ニキビの双方を治療することができるのです。

しかし、副作用がゼロではなく、肌を入れ替える作用がある反面、8割くらいの方に乾燥、かゆみの軽い症状がでてしまいます。

●アダパレンを使う時の注意

使う前に保湿剤をぬっておく。刷り込まないようやさしくつけること。塗る量は指が肌に吸い付く感じ、このひと手間で副作用を予防できます。

アダパレンの使う量は、人差し指の第一関節までの量を目元を除いた顔全体に伸ばすことで、見逃しやすい白ニキビまでカバーすることができます。

アダパレンを入手するには

アダパレンは処方薬で、保険適用ですから皮膚科で処方してもらってください。

ニキビをカバーする化粧術 美容ジャーナリスト 小田ユイコさん

①保湿後最初に使うのがUVカットができるコントロールカラーを使う。下地に黄色のカラーを選ぶと肌全体を和らげてくれる。

②肌の負担を減らす工夫は、コンシーラーを綿棒にとってつけていく。これを目立つにきびにだけ軽くのせていく。余分な場所には塗らない。

③ファンデーションをぬる。このときファンデーションを伸ばさない。スポンジの端で軽く当てるだけで、刺激を与えない。

④最後に周囲の視線をニキビからそらすため、アイシャドーを上下に入れて目力を強調します。

●ポイントは・・

・毛穴を詰まらせない工夫をすること。

・油分の少ない化粧品をつかうこと。

→パッケージにノンコメドジェニックテスト済みと書いてあるのが、毛穴がつまらない化粧品です。
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今日の話題は、白ニキビ、赤ニキビに悩んでいた方には、うれしい話題ですね。やっぱり、この季節、紫外線対策を忘れずにしましょうね!