退職後の個別ビジネス

退職後、漁師になりたい|リスクが少ない公共のサポートを利用する

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以前、テレビで紹介されていた「イカ釣り漁師」になった63歳の男性。

男性は、元エリートサラリーマンでしたが、退職後にイカ釣りで有名な「須佐」に移り住み、「イカ釣り漁師」になりました。

イカ釣り漁師に転職

取材をした日の1日の収入は2万円。これが毎日ではないにしろ、老後を好きな釣りをしながら、お金も入ると言う生活は最高だそうです。

釣り好きにはたまりませんね。

海が好きだったり、釣りが好きだったり、船が好きだったりとその理由は様々ですが、老後を好きな釣りをしながら暮らしたいと願う男性は一定数います。

と言っても仕事となれば、辛いことも多く、趣味とは一線を画します。

趣味を仕事にしたら辛くなるのでは?と言う意見もありますが、そこは退職後の人生。

子どもも育ちあがり、家庭に対して責任が無くなれば、リスクを冒さなければ、一度は好きなことに挑戦してみるのも良いかと思います。

漁師になるのは大変か?

漁師になると言ってもそう簡単ではありません。まず、船を用意しなければいけません。

退職金や預貯金をはたいて、船を購入することはあまりおススメできません。

身体を壊したり、何らかの理由で続けられなくなるリスクがあるのもシニアからの仕事です。

では、どうしたらリスクを冒すことなく漁師になれるでしょうか?

漁師になりたい人を支援するサイト

京都府には、府の公式サイトに「漁師になってみませんか」と言うページがあります。

京都府漁師になりたい人を支援するホームページ

衰退する京都府の水産業の振興と地域の活性化を目指して、新たな個人漁業者や漁業経営体の育成、若手漁業者の経営力向上、加工・海業等の漁村ビジネスおこしのリーダーを育成するものです。

漁師になるための講座が用意されているので、まったく初めての個人漁業者でも安心して始めることができるようなシステムになっています。

「漁村ビジネスおこし」もやり方によって上手く行けば大ヒットする可能性もありますよね。

講座内容

(1)新規就業者講座
新しく漁業就業を希望する方を対象とした講座で、実践的な研修により新たな漁業の担い手を育成します。

トリガイ・イワガキの養殖やズワイガニ漁業など、京都府北部における漁業の特色を生かした研修プログラムも取り入れており、漁業就業に必要な知識・技術を幅広く修得していただけます。また、修了後においても、継続的な技術指導や漁村への移住・定住をサポートします。

(2)海のビジネス講座
若手・中堅の漁業者を対象とした講座で、次世代の漁業を支える経営者や漁村ビジネス起こしのリーダーを育成します。

京都府「漁師になってみませんか」のHPより

研修風景です。

漁師になる研修風景

体当たりで漁師の元で修業をするのもアリですが、このような公共(都道府県・市町村)のサービスを利用するのは安心感が持てますね。

何より、新たな分野に挑戦し勉強することの面白さを実感できると思います。


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