野菜を上手にとると、暑い夏もバテることなく過ごすことができます。そこで、ぜひ摂りたい夏の野菜ベスト5を「林修の今でしょ!講座」で教えてくれました。
第5位 自律神経のバランスを整える「そら豆」
そら豆は、冷房と蒸し暑い外の行き来で崩れた自律神経のバランスを整えてくれます。
枝豆は大豆の未成熟なもので、大豆と野菜の特徴を併せ持ちます。また、野菜なのにタンパク質が豊富で、牛バラ肉よりタンパク質が多く含まれています。
つまり、ビタミンとタンパク質の両方がとれる野菜なのです。また、ビタミンBは、自律神経を整えてくれます。
●おすすめメニュー
枝豆としらすのパスタ
熱中症や夏バテの時にオススメのメニューです。しらすは、枝豆に入ってないビタミンB12が入っているので、理想的な組み合わせになります。
・材料(1人前)
枝豆 100g
しらす 100g
パスタ 80g
ニンニク 1片
鷹の爪 1本
オリーブオイル 適量
塩 適量
第4位 血管疾患に効果がある「ゴーヤ」
夏に多くなる血管疾患に効果がある野菜が「ゴーヤ」です。
ゴーヤには、今注目の成分チャランチン、モモルデシンが入っています。チャランチン、モモルデシンには、血糖値を下げる働きがあり、夏場に増える脳梗塞と血管疾患の対策となります。
●オススメメニュー
ゴーヤの素揚げです。油で揚げると苦味を感じにくくなります。また、実の部分よりビタミンC が1.7倍多く入っているワタの部分も食べることができます。
第3位 胃腸を守ってくれる「オクラ」
夏風邪や弱った胃腸を守ってくれる「オクラ」
オクラのネバネバ成分は、水溶性食物繊維と糖タンパク質です。このネバネバが体内でムチンの分泌を促し弱った胃腸を守ってくれます。
●オススメメニュー
オクラそうめんの半熟卵のせ
半熟卵は生卵よりも消化・吸収がよい。タンパク質は胃の粘膜の材料になるので、弱った胃腸に良いそうです。
第2位 夏の紫外線から守ってくれる「赤パプリカ」
赤パプリカには、注目成分カプサンチンが入っています。カプサンチンは、病気や老化の原因である活性化酸素から身を守る成分として注目されます。
また、抗酸化物質であるビタミンCが、レモンより3.4倍も多く含まれています。
●おすすめメニュー
トマト、那須、赤パブリカ、香辛料のクルクミンで抗酸化作用を発揮してくれる夏やさいたっぷりのカレー
第1位 体脂肪を減らす効果のある「明日葉」
明日葉は、研究者の間で、今注目を浴びている野菜です。
明日葉は八丈島が発症の地で、今日摘んでも明日には芽をだすことから明日葉と命名されたそうです。
明日葉に含まれるカルコン類は体脂肪の蓄積を少なくする効果があり、明日葉青汁を8週間飲んだときに、体脂肪が20%も減ったというデータもあるそうです。
また、食物繊維、カリウム、ビタミンB12、ビタミンKなど、栄養満点のスーパー夏野菜です。
●オススメメニュー
明日葉ダイエットスムージー
・材料
明日葉 2本
ヨーグルト 70g
豆乳 250g
バナナ 1/4本
レモン汁 1/4個分
はちみつ 大さじ1杯
ヨーグルトの乳酸菌が腸内環境を整え、豆乳の大豆タンパク質がコレステロールなどの糖質の上昇を抑えてくれるそうですよ。
健康スムージで手軽にダイエットできるのは、うれしいですね。