今、ひえやあわ、玄米などの雑穀パワー注目されています。
その中でも、肌荒れや肥満の予防効果だけでなく、栄養のバランスも抜群といわれる、理想の雑穀があります。
それが、NASA(アメリカ航空宇宙局)が「21世紀の主食」と認め、宇宙食にも取り入れられているのが、雑穀アマランサスです。
アマランサスと聞いてもピーンとこないですよね。
アマランサスは、ひえやあわなど雑穀の仲間で、アンデス高地に住む人たちの主食として食べられていたものだそうです。
その成分をNASAが分析したところ、なんと
・食物繊維の量~白米の15倍、
・カルシウム~白米の32倍、
・鉄分、マグネシウム~白米の12倍
・亜鉛~白米の4倍
・ビタミンE~白米の10倍
と驚きの成分であることがわかりました。
必須アミノ酸や、ポリフェノール、ミネラル分もたっぷりの含まれており「完全食品」とまで言われているそうです。
現代人に不足しそうな栄養素やミネラル成分がたっぷり含まれておりお肌をツルツルにする美容効果もあるとか・・
NASAが、宇宙食として注目している理由もわかりますよね。食べ方は、ご飯に入れて混ぜ炊いたり、パスタにからめたりいろいろな料理にふりかけたりと、手軽に楽しめます。
注意として、尿結石を誘発する成分が入っているので、一度に多量摂取はしないようにとのこと。
食物繊維の量も白米の15倍といいますから、便秘にも効果がありそうですよね。
このアマランサス、確かにこれからのブームになりそうですね。
雑穀や玄米などの健康的な食事法マクロビオティック
●ぽっこりお腹を解消するには・・
ポッコリお腹や体重増加は、脂肪を燃焼させるビタミンB群の欠乏です。大麦には、白米の5倍のビタミンB群、白米の20倍の食物繊維が入ってます。
白米9、大麦1の割合で炊いた麦ごはんや、大麦原料のパスタ、大麦のシリアルなどを食べるといいそうです。
●息切れする人には・・
玄米を食べることをおすすめします。ビタミンB群、食物繊維を豊富に含んでいます。また、野菜不足している人にもおすすめです。
●痛風の人には・・
脂肪を多く取りすぎて尿酸値が高くなっているので、ビタミン、ミネラルを多く含む、アワ、キビがいいそうです。
●肌あれが気になる人には・・
ビタミン、ミネラルが不足しているので、同じようにアワ、キビがおすすめです。
あわ、きび、玄米などの雑穀を美味しく食べる方法
・五穀米~アワ、キビ、玄米、大麦、ヒエで五穀米に
・麦ごはん~白米9に対して大麦1の割合で
・15穀米~アマランサスも加えて炊き上げる
・そば米入り鶏とキノコの雑炊~鉄分、ルチン、ビタミンEたっぷりの健康食。 冷えからくる月経不順などの婦人科系におすすめ。
・もちアワ入り野菜シチュー~チーズのような食感に ホルモンバランスを整える亜鉛やビタミンEが摂取できます。
NASAが認めた21世紀のアマランサス、ぜひ試してみてください。