今年、81歳で亡られた野際陽子さん、92歳で亡くなられた森光子さん、83歳で今も元気に活躍している黒柳徹子さん。
皆さん、80歳を越えても背筋はピーンとしていて、とても信じられないほどの若さですよね。
野際さんは、亡くなる数ヶ月前まで現場におり、ジョギングシーンまで撮影していたそうです。
その最期のシーンを拝見しましたが、背中をピーンと伸ばして、さっそうと走ってました。
普通なら65歳過ぎたら「おばあちゃま」って感じの体形になってしまうのに、やっぱり「女優さんはすごいな~」と思ってしまいますよね。
黒柳徹子さん、森光子さん、野際陽子さんの若さの秘訣は筋肉かも
同じ人間なのに、なぜそんなに差がでてしまうのでしょうか。実は、3人には共通したことがありました。
それは、皆さん筋肉を鍛えていたことです。
森光子さんは、89歳まで舞台で「放浪記」を続けていて、元気の秘訣は「ステーキと運動」と雑誌のインタビューで答えてました。
森さんは、足に怪我した72歳の時から運動をはじめ、以降週に2、3回トレーニングジムに通い、家では朝晩75回のスクワットを欠かさなかったそうです。
黒柳徹子さん(83)の健康維持もやっぱりスクワット。「徹子の部屋」に出演したジャイアント馬場さんから薦められたのがきっかけだそうです。
今でも、寝る前に50回のスクワットを欠かさずしているそうです。
野際陽子さんは、バランスボールを使って、背泳ぎ、腕立て伏せ、仰向けの自転車漕ぎ(ゴキブリ体操)のほか、股関節を伸ばすストレッチを毎日して、身体を鍛えていたそうです。
今でも驚きの若さを保っている吉永小百合さん(72歳)の「水泳」は、有名ですよね。若いときから、1日1km、365日欠かさず泳ぎ続けているそうです。
やっぱり、若さの秘訣は、筋肉にあるようですね。
筋肉から放出されるマイトカインにがん抑制効果
2015年、アメリカがん研究協会は、「肺がん、食道がん、肝がん、乳がん、骨肉腫など少なくても13種類のがんの予防に運動の効果が確実にある」と発表しました。
その効果の裏付けとしたのが、筋肉から分泌される「マイトカイン」というホルモンです。
筋肉から分泌されるホルモンは「SPARC」と呼ばれ、「マイトカイン」もその一つです。
「SPARC」には、がん抑制のほか、糖尿病、肥満、うつ病、脂肪肝、ストレス、認知症などの発症予防効果があるそうです。
マイトカインを増やすには、その分泌元である筋力をアップしなければなりません。
筋力を鍛えるの一番手軽で効果的なのは、「スクワット」だと言われています。正しいスクワットを15回すると、なんと腹筋500回にも匹敵する効果があるそうですよ。
スクワットは、1回するの2秒位しかかかりませんから、15回やってもわずか30秒で済みます。
つまり、朝晩30秒やるだけで、野際さんや黒柳さん、森さんのように、若さを保てるかもしれないのです。
これは、やるしかありませんよね。(^^)/
正しいスクワットのやり方
スクワットは、正しいやり方をしないと効果が半減してしまったり、ひざを痛めてしまいます。
正しいスクワットのやり方
①立ったときに、足を肩幅に開く。つま先は前方向き。
②手を肩と同じ高さで前方にだす
③股関節を曲げ、お尻を後ろに突き出す感じ
④ひざを曲げていき、太ももが床を平行になるまで曲げ、ゆっくり上に戻す
●注意点
※注意点として、ひざをつま先の前にださないようにすること
※ひざを曲げたときに、後ろにひっくり返らないように気をつけること
※ひざが痛くなったら、すぐに止め痛みがひくまで中止すること
初めのうちは、床と太ももが平行にならなくてもOKです。
1回ごとに立ち上がらず、中腰状態でスクワットを続けると負荷が大きくなります。10回やってみましたが、けっこう効きますよ。
日頃運動していない人は、とりあえず5回位から、はじめてたほうが良いと思います。
とにかく「継続は力なり」続けなくては意味がありません。毎日、頑張ってみたいと思います。