40代を過ぎた頃から抜け毛が多くなって、髪のボリュームもどんどんなくなってきますよね~。髪がペタンとしてしまうと、ほんとうに老け顔になってしまい悲しくなってきます。

濡れた髪の自分の顔は、見たくもないのに、お風呂の排水口にはたっぷり毛がたまっているし、ドライヤーで乾かしていればパラパラ落ちてくるし、枕にだって髪の毛がまとわりついています。

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いったいこの先どうなってしまうんだろう、本当に不安になってしまいます。

最近では20代、30代の若い女性でも抜け毛で悩んでいる人が増えているそうですよ。

中高年の場合には、ホルモンバランスの乱れ、閉経、加齢などが原因とされていますが、若い女性は、不規則な生活、ストレス、ダイエット、栄養不足などが原因となっているようです。

女性の場合には、男性のようなハゲにはならないとされていますが、最近は、女性男性型脱毛と呼ばれる「FAGA(Female Androgenetic Alopecia)」となり、男性のよう、M字型に薄くなってしまう人もいるというから、よけいに心配です。

そこで、NHKあさイチの「女性の保健室」では、薄毛に悩む女性を取り上げてくれました。

髪に悩む女性の切なる声に対して、皮膚科医、毛髪診断士、ヘアメークアップアーティストなどの専門家から薄毛対策のアドバイスがあるそうですから必見ですね。

本格的な抜け毛シーズン前に、しっかりチェックしておきましょう。

産後脱毛

出産後に1時的に抜け毛が増えることがあります。妊娠中には、赤ちゃんを育てるホルモンがでているため髪の毛が抜けにくくなっていますが、出産した後に、今まで抜けないでたまっていた毛が抜けるためのものです。

出産後、半年から1年ほどすれば、抜け毛は治まるので安心していいそうです。

抜け毛は、1日100本以内なら問題ないそうです。

どんなシャンプーを使えばいいの?

オイリー肌の人
・洗浄力の強く泡立ちがいい高級アルコール系のシャンプーを使います。成分に、ラウリル硫酸~、ウラレス硫酸~などと書いてあります。

乾燥肌の人
・洗浄力がマイルドで泡立ちが細かい感じのアミノ酸系のシャンプーを使います。成分に、ココイル~、コカミド~などと書いてあります。

ふけ、かゆみの人
・医薬部外品の効果、効能のあるものを使います。

薄毛の原因は?

・加齢
・男性ホルモンの影響
・栄養の偏り
・睡眠不足
・不適切なケア

シャンプーの仕方は?

①洗髪する前にブラシングします。頭皮にブラシングの先をあてます。(あまり力を入れず頭皮を傷つけないように)

②頭皮全体にお湯を通すように流します。そうすると、汚れの7、8割は落ちてしまいます。

③予洗い・・シャワーを頭皮に直角にあてます。ポイントは、頭をボールに見立て、指でつかむようにして流します。時間は1、2分ほどでOK。

③シャンプー・・髪の毛ではなく頭皮を洗います。500円大を手にとり泡立てます。ポイントは、頭皮をボールに見立て、指でつかむようにして指の腹で洗います。

④すすぎ・・後頭部の流し残しに気をつけます。指を上下に動かしながら、左右の耳と耳の間を往復させ洗います。

正しいドライヤーの仕方とは?

ドライヤーは髪を乾かすのではなく、髪の根元を乾かします。

①ドライヤーは頭皮より15cm以上離します。

②後頭部の髪の根元に指がとおってないことが多いので、後頭部をしっかり乾かします。湿気がたまると、かゆみや炎症を起こす原因にもなります。

③ポイントは、指を頭皮にあて上下に動かしながら、左右の耳と耳の間を往復させながら乾かしていきます。

タオルを使って水分をとる場合にも、髪をゴシゴシしないで、やさしく行ってください。速乾性タオルなどを使うと、時間も短くなりいいそうです。

マッサージや育毛剤は効果がある?

マッサージは頭皮の血流を良くしますので、効果があります。手を拡げて、ボールを掴むような手をして頭を掴み、指の腹を使い少しづつ回しながら頭皮を動かすようにするといいそうです。

育毛剤については、「ミノキシジル」という成分の効果は、学会でも認めており厚労省の認可を受けています。マッサージをしながら育毛剤を使うとか、栄養のバランスをとりながら育毛剤を使うとかすると、より効果があがります。

ミノキシジルが入ってない育毛剤でも、その人の髪の状態により効果がでるものもあります。3、4ヶ月使ってみて効果を判断してみてください。

髪の額の生え際の部分は、男性ホルモンの影響を受けやすい場所です。その部分は、血行をよくしたり育毛剤を使ったりしてみてください。

P.R

髪によい食材は?

海藻類のミネラルは、やはり髪によいそうです。でも、半分迷信、半分本当という気持ちで、栄養のバランスの偏りがないように注意してください。(甲状腺の病気のあるかたは、海藻の摂り過ぎに注意)

髪の栄養には、良質のタンパク質が必要。牛肉などの赤みの肉や、大豆製品がいいそうです。さらに、鉄分と亜鉛が必要です。

薄毛の原因は、髪が細くなってしまうことでおこります。毛染めは、髪を痩せさせてしまいますので、月1回や隔月など間をあけながらするといいそうです。

ヘアのボリュームアップさせる方法は?

ポイントは頭頂部のボリュームアップです。水と幅3センチ以下のブラシ、ドライヤーで髪をボリュームアップさせます。

①ボリュームアップさせたい髪の分け目から根元3センチの部分を水で濡らします。(地肌に指先でマッサージする感じで湿り気をあたえる)

②横幅3センチ以下のブラシを使ってブローします。髪の根元にブラシをあて、元の位置に戻すように少しづつずらしながら、5秒ドライヤーをあて、ドライヤーを外して5秒冷やしながらすすめていきます。

③これを、前髪やつむじの部分、分け目などにも行います。

④最後に髪を整えて完成です。