夏になると一番気になるのはムダ毛処理ですよね。
ストッキングを脱ごうとするとジョリジョリした毛で伝染したり、エスカレータで子供に毛が生えているよと言われるなど、女性にとってムダ毛の悩みは深刻ですよね。
カミソリ派、毛抜派、レーザー派、それぞれの方法で処理していますが、皆さん苦労していますよね。
基本的にムダ毛処理は、体によくないこと。カミソリは皮膚を削ること、毛抜は皮膚を引きちぎることなので、正しい処理をしていないと肌トラブルが起こってしまいます。
正しいカミソリでのムダ毛対応
①剃る部分を石鹸で洗って清潔にする
②すぐに剃ってはダメ。38℃~40℃で10分程度湯船に入って肌と毛を温める。
皮膚の表面と毛は、ケラチンというタンパク質でできているので温めるとやわらかくなります。温めてから剃れば、カミソリが引っかからず、皮膚への負担が減らせます。
③石鹸やシェービングクリームは毛が見えるくらい薄く伸ばしてつける。毛を見ながら剃れるので、刃の無駄な往復がなく肌を痛めません。
④カミソリは毛の生えている方向に向かって剃る。力をかけず、1箇所につき刃を当てるのは1回。毛の向きと逆に剃ると、毛穴の周りの皮膚まで削られ、皮膚を痛めてしまいます。
⑤剃ったあとは、タオルにくるんだ保冷剤を使い、剃った後のほてりをとります。この一手間で、かゆみや炎症を抑えることができます。
⑥仕上げは保湿。敏感肌用のクリームで保湿します。剃った跡は敏感なので、敏感肌用を薄く伸ばして保護します。
カミソリは1枚刃より5枚刃のほうが、刃への力が分散して当たるの1回でキレイに剃れるそうです。
大事なポイントは、肌を常に柔らかくしておくこと。カミソリのトラブルは、次に毛が生えてくる数週間後に起こります。その時にかゆみなどがでないよう、いつも保湿し柔らかくしておくことが大切です。
かずき流美肌メイク 毛穴をカバーするメイク術
(剃った後に残る毛穴の赤みを消す方法)
毛を剃ると同時に角質もとってしまいますので、剃ったあとはしっかり保湿する必要があります。
①まず保湿をしっかりする
化粧水を染み込ませたコットンに、スクワランオイル(サメから摂ったオイル)を加えます。スクワランオイルは、人の皮脂に近いため肌なじみがよいそうです。
②色選び
黄色のベースカラーを脚に塗ります。黄色は自然に仕上がりるため、黒ずみや赤みが目立たなくなります。
その後、水に強いタイプのベージューのパウダーを叩いてつけます。
③水をかけ密着させる
ブラシで余計な粉をとった後、仕上げに水をかけパウダーを密着させた後、タオルで水分をとります。この処理をするとパウダーが密着し、スカートにもつかず1日崩れることもありません。
毛穴を目立たなくさせるメイク
毛穴を目立たなくするには、黄色のベースにベージュのファンデーションを混ぜて塗ると効果的。塗ったとたん、ほとんどの毛穴が見えなくなります。
最後に水をかけてなじませ、水分を拭き取り完成です。この方法は、ちょっとした毛なら目立なくすることができるので、急いでいるときには便利だそうです。