ASDとは、自閉症スペクトラム障害のことで、
「友達の輪に入ろうとせず一人で遊ぶ」「まわりの空気が読めない」
などという言動が特徴があります。

ADHDとは、注意欠陥、多動性障害などの症状を
特徴とする発達障害
の一つです。
「落ち着きがなく、授業中に動きまわる」などの症状を示し、
通常は小学校に上がる段階までに確認されます。

この2つは、アスペルガー症候群や自閉症などの総称で呼ばれており、
生まれつき脳の一部の働きにアンバランスがある「発達障害」です。

今回は、ASDに関しての特集です。
アドバイザ-は、昭和大学付属烏山病院 院長 加藤進昌さん
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ASDは、単純に「性格の問題」や「親のしつけの問題」として
片付けられてしまうこともあり早期発見が難しく、
そのまま気づかずに大人になってしまう人も多くいるそうです。

【ASD(自閉症スペクトラム障害)の特徴】

1.人の気持ちが分からない(社会性の障害)
・自分の興味があることを(相手の反応に関係なく)話し続ける
・話の文脈と違う発言をする など

2.こだわりが強い
・特定のことに深い知識を持つがそれ以外を知ろうとしない
・自分のスケジュールを崩されるのが嫌い など

現在では、健康診断などで発見されると「療育」という
専門プログラムを受けることができるようです。

ASDを子供の時に見過ごされ、大人になってしまった場合、
「引きこもり」「不登校」「いじめ」「うつ」となる
割合が高いと言う調査結果がでてるそうです。

ですから、早い段階での発見が必要ということです。

子どもの頃にASDを見過ごさないために
気をつけたいポイントは以下の項目です。

【ASDを見過ごさないためのチェックポイント】
 ・言葉が遅い
 ・目を合わさない
 ・一人遊びが好き
 ・甘えてこない
 ・音を不安がる

ASDは、集中力や、こだわりなど、特別な能力を発揮することも知られており
この能力を積極的にビジネスに利用している
日本企業とデンマークのIT企業を紹介してました。
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現在では、ASDかどうか、脳の仕組みや血液検査で
分かる方法もあるようです。

番組の最後に、加藤進昌院長が
「ASDは心の目が見えない状態なんです。だからこそ、しっかりした
サポートが必要なんです」という言葉が心に残りました。

「増えている大人の発達障害と血液検査 情報LIVEただイマ」 の
情報はこちらからご覧下さい。