恋愛は科学だ!で紹介していた「オキシトシン」と言う物質。オキシトシンは母性本能に関わる物質で、陣痛促進剤として使われたり、子供に愛情を感じるのもオキシトシンの作用だと言われています。

女性に限らず、男性の脳もオキシトシンを分泌します。

新生児が成長するのに、必要不可欠なホルモンと言われ、赤ちゃんや子供がオキシトシンをたくさん分泌するのは、触られているとき、つまりスキンシップをしているときです。

このオキシトシンは、恋愛ホルモンでも知られています。別名幸せホルモンと言われ、愛するひとと手を繋いだり、ハグやキスなど、相手の肌にふれ、安らぎを得たときに多く分泌されるホルモンです。

恋愛は科学だ!によると、このオキシトシンは、浮気防止効果あるそうです。科学者は、彼女がいる男性86人を2つのチームに分け、オキシトシンを鼻に散布した男性と、していない男性を比べました。

散布した男性は、美人で魅力的な女性が近づいても、気持ちの変化は起こらず、一定の距離を保とうとしました。

これに比べ、オキシトシンを散布していない男性は、女性が手を伸ばせばハグできる距離に近づいても、鬱陶しいと感じないと言う結果がでました。

86人と言う人数で判断できるかどうかは分かりませんが、オキシトシンが何らかの形で、恋人に忠誠を誓っているのかもしれませんね。

このオキシトシンを分泌させ続ける方法は、唯一スキンシップだそうです。オキシトシンはイチャイチャしたときやオーガズムに達したときに最も分泌される最強の恋愛ホルモン。恋人や夫、妻に浮気されたくなかったら、スキンシップは絶対の効果があります。

また、恋愛の賞味期限は700日とも言っていましたね。3年と言う説もありまが、これは、ドーパミンが影響しているようです。

ドーパミンは、恋愛をすると大量に分泌される「快楽ホルモン」と言われていますが、出過ぎると身体に負担がかかります。そのため、ある一定期間が過ぎると分泌されなくなると言われています。

しかし、2人でワクワクする新しいことを一緒に体験していると、ドーパミンは、長続きすることが分かっています。

つまり、いつまでもラブラブの夫婦でいるためには、スキンシップをたっぷりとり、ワクワクする新しいことを一緒に体験することが大切です。

恋人や夫、妻に触れたくない、キスをしたくないと思ってしまったら、その時点で恋愛ホルモン、オキシトシンの分泌は期待できなくなり、相手に冷めてしまうのでしょうね。

スキンシップ!大切ですね。