1981年にフジテレビで放送されていた伝説のお笑い番組『オレたちひょうきん族』。
たけしさん、さんまさん、紳助さん、鶴太郎さん・・・そうそうたるメンバーが、お笑いの黄金期をつくりあげていました。
『オレたちひょうきん族』には、TBS『ザ・ベストテン』のパロディー版『ひょうきんベストテン』というコーナーがありました。
鶴太郎さんが、マッチの真似をして歌っていたコーナーです。
フジテレビのアナウンサー寺田理恵子さん(当時30歳)は、そのコーナーで島田紳助さんとコンビで司会を勤めていました。
寺田さんは、1989年に制作会社のディレクターと結婚し寿退社。二人の間に長女由里絵さんが生まれましたが、1998年に離婚。
その後、寺田さんは、NEC元会長・関本忠弘の長男で電通社員の関本雅一氏と出会い、2000年に再婚しました。
当時は、関本氏が結婚していたことから、略奪婚、玉の輿婚、などと話題になりました。
電通のエリート社員と結婚し幸せな人生が・・・と思っていたら、そこから次から次へと波乱万丈の人生に巻き込まれていきます。
寺田さんを襲う次から次への人生のピンチ
2000年、夫関本氏は、広告費3億円水増し請求が発覚し電通を懲戒解雇されてしまいます。
関本氏は会社設立をしましたが、うまくいかず世田谷の50坪の豪邸も売却してしまいます。
そして、関本氏はトラブルをいくつも抱えたまま、2012年大動脈瘤破裂のため、53歳の若さで急死してしまいます。
娘由里絵さんと義父との確執
寺田さんは、再婚した関本氏との間に次女を設けます。しかし、それを機に連れ子である長女由里絵さん(当時12歳)に対して、夫の態度がおかしくなったそうです。
夫は、次女のために「キレイな環境を与えるんだ」といい、由里絵さんの大切にしていたぬいぐるみや、大切に飼っていた猫をすべて捨ててしまったそうです。
また、由里絵さんを家族として認めようとせず「家族3人で旅行に行こう(由里絵さんを除いて)」などと、由里絵さんの前で平気で言うようになったそうです。
現在26歳になった、由里絵さんは「当時の義父を思い出すと絶対に許せない!」と語ってます。
父、義父と由里絵さんとの関係に雪解けが見えるようになったのは、亡くなるほんの数年前だったそうです。
由里絵さんは、現在シンガーソングライター「藍沢ゆりえ」としてデビューしています。
寺田さんのピンチを救った元TBSアナウンサー生島ヒロシさん
現在、寺田さんは、元TBSアナウンサー生島ヒロシさんの会社「生島企画」に所属し、TBSラジオ『生島ヒロシのサタデー・一直線』のパーソナリティーとして活躍します。
フジテレビアナウンサーから、NEC元会長の長男で電通のエリート社員と結婚し、順風満帆と思われていた寺田さんの人生でしたが、ちょっとしたつまづきから、人生の流れが大きく変わってしまいました。
『人生いろいろ』を歌いながら、人生のピンチを何度も立ち上がり素晴らしい人生を送った、島倉千代子さんのような大先輩もいます。
寺田さん、頑張ってくださいね!
(情報参照:爆報!THEフライデー【芸能人の家庭崩壊】で放送された内容、ウィキペディアの情報を参考にしました。)