梶芽衣子さんは、私たち50代オーバー年代には、忘れられない女優さんの1人です。

梶さんは、1947年生まれですから今年で70歳になります。本当に、人生はあっという間に過ぎていきますよね。

NHK朝ドラの「わろてんか」で、テンのお婆ちゃん役になってるのは、「お嫁さんにしたいNo1」の竹下景子さんですし、超アイドルの風吹ジュンさんも「あさが来た」では、お婆ちゃん役でした。

武田鉄矢さんも水戸黄門ですし、私たちの青春時代のスターは皆さん、おじいちゃん、あばあちゃん役になってしまいましたよね。

当時の梶芽衣子さんは、今の柴崎コウさんにそっくり

梶芽衣子さんと言えば、「女囚 さそりシリーズ」(1972年)や、寺内貫太郎一家の長女「静江さん」の印象があります。

刑務所

ロングでストレートの髪、目はキリッとして精悍なイメージの梶さん。感じとして柴崎コウさんが、とてもよく似ていますよね。

そんな梶さんですが、結婚はせず独身で過ごしてきました。

実は、梶さんは、「女囚 さそり」を撮影している頃、大手レコード会社のディレクターと婚約していたそうです。

そして「女囚 さそり」の撮影が終わったら、結婚して芸能界引退、ということまで決めていたそうです。

しかし、「女囚 さそり」が大ヒット。シリーズ化となり、いつしか結婚の話がなくなってしまったようです。 

その時、彼と約束したことが、「仕事を辞めない」「結婚しない」という2つの事だったとか・・。

以来、梶さんは彼との約束を守り続け、70歳の今まで独身を続けているそうです。

なんか、昔の梶さんのイメージそのものですね・・。

TBS「爆報!THE フライデー」では、梶さんが当時の心境を話してくれました。

水谷八重子こと友近さんが梶さんにインタービュー

梶さんの取材をしたのは友近さん。梶さんが水谷千重子のファンで、ぜひ会いたいと指名したそうです。

梶さんに婚約者がいたのは1972年25歳の頃で、当時二入はすでに同棲していました。

相手は音楽界の人で、プロポーズも受け、梶さんは結婚し引退を決意していたそうです。

そんな時に、映画「女囚さそり」の主演の話しが突然舞い込んできました。映画は大ヒットしてシリーズ化されることになります。

彼と「結婚して引退」の約束があった梶さんは、結婚か仕事かの決断を迫られます。

梶さんが選んだのは「仕事」でした。理解しなかった彼は、分かれるための条件として2つ突きつけたそうです。

1つ目は「誰とも結婚するな」、2つ目は「仕事を死ぬまでやれ」というものでした。

梶さんは、その条件を守ること約束をし別れ、仕事を選びました。その約束を守り、梶さんはこれまで結婚しなかったのです。

しかし、別れた男は、その後すぐに別の人と結婚してしまったそうです。

結婚はしませんでしたが、自分が枯れないために「恋」は必要だと、梶さんはいいます。

「ときめかなければ、枯れたままで終わっちゃうから・・」その意見には、取材者の友近さんも、納得していました。

でも70歳になった今でも、その約束を守っている梶さんは、本当にすごいですよね。

「なぜって約束だから・・」とすらっと答えていた梶さんは、今でもとても素敵な女性でした。

梶芽衣子さんのほうれい線のない美の秘訣

「梶芽衣子 ほうれい線やシワがない秘密は歯ブラシ11本」

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