体のゆがみは、よく聞く言葉ですよね。顎の歪み、背骨の歪み、腰の歪みなど、私たちの体はゆがみだらけです。

私の場合には、一日中パソコンをうち、イスに座るときは脚を組み、カバンはいつも同じ側の肩、頬杖や腕を組むつくクセがある・・・など、ゆがみのデパートといった感じです。

ashikumi

体の歪みが起こると、腰痛、肩こり、頭痛などが起こり、放っておくとひざ痛がおきて歩けなくなることもあるそうですので、なんとか治しておきたいですよね。

「主治医が見つかる診療所」で、簡単に体のゆがみを解消する運動法を教えてくれました。

ゆがみを直しやせる効果のあるノルディックスキップ

ノルディックスキップは、2本のストックを使ってスキップすることで行います。

①肩のラインが水平になるように、下がっている側のストックを伸ばし高さを調整します。

②足を高く上げるイメージで、ストックをついて姿勢が良くなるように上体を起こしスキップを行います。(無理に高く飛ばなくてもOK)

最初は、ストックをついて歩くだけのノルディックウォーキングからはじめます。

慣れてきたら、ウォーキングに少しずつスキップを取り入れていきます。30mほどの距離から始めてくださいとのことです。

ストックは、スポーツ用品店などで、5000円程度で買うことができます。

ノルディックスキップをすると、体のを動きが大きいためエネルギーの消費が多くなり、インナーマッスルが鍛えられるため基礎代謝があがり、やせやすい体ができあがるそうです。

実際、8ヶ月で7kgダイエットに成功した女性が紹介されました。

また、ノルディックスキップは、歩幅を広げることができるので、認知症の予防にもなるそうです。

一歩の歩幅が狭い人は認知症になりやすいと言われており、男性は62cm、女性58cm以下の人は、気を付けてくださいとの事です。

左右対称の体をつくる壁コーナーでのスクワット

体のゆがみを治すのに効果的なスクワット法です。壁のコーナーを利用して行います。

①両足を壁にぴったりとつけます。

②その状態のまま、スクワットで行います。こうすることで、体のゆがみを改善することができます。

ポイントは、スクワットしたときに壁から膝を離さないこと。膝が離れると体が歪んでいる可能性があります。

朝昼晩3回、5回ずつのスクワットで効果があります。

体のゆがみを改善すると・・

頭痛、腰痛、ビザ痛、肩こり、便秘、冷え性が改善し、血流、免疫力、基礎代謝がアップすることができるそうです。

3拍子歩き

普段歩くときは、「イチニ、イチニ」と2拍子で歩いています。これを「イチニサン、イチニサン」と3拍子で歩くといいそうです。

3拍子めは、少し大股にして歩きます。こうすることで、左右のバランスがよくなり、ゆがみを改善することができます。

ねじり体操

①足を肩幅に広げ、やや外側にむけます。

②手のひらを胸の前に合わせてお尻を後ろに突き出すように、腰を落とします。

③体の関節をすべてねじるイメージを持ちながら、体を斜め後ろに伸ばします。

動作はゆっくりと行います。左右5回ずつ合計10回、朝晩2回行ってください。