サッカー日本代表の長友選手が俊敏な動きができるのは、体幹がしっかりしているため。
体がブレず、無駄な動きを最小に抑えることができるからだそうです。その長友選手の体づくりのトレーナーをつとめているのが、木場 克己さんです。
木場さんが考える「体幹づくりのポイント」は、柔軟性、バランス、瞬発力だそうです。
①柔軟性・・筋肉に柔軟性を持たせることで、疲れにくく、ケガのしにくい体となります。
②バランス・・腹筋、背筋、お腹の横の筋肉を鍛えることで、軸のブレないバランスのよい身体をつくります。
③瞬発力・・瞬発力を高めるには、腹筋と足を引き上げる筋力の連動が必要だそうです。
この3つのトレーニングをすると、体幹がピシっと決まるそうです。
今回は、転倒しない体、倒れにくい体、ウエストが引き締まった体を作る(秘)体幹トレーニングを教えてくれるそうです。
つま先が思うようにあがらず、つっかかることのある人は体幹を鍛える方法を、しっかり学んでおくと良いですね。
体幹トレーニングでウエスト引き締め
【パワーブレード】
NASAが開発したトレーニング機器。床の部分が1秒間に25~50回振動し、筋肉が刺激され体幹が鍛えられます。
上半身と下半身を同時に鍛えることができます。価格は110万円だそうです。
KOBA式体幹トレーニング
●転倒しない体をつくる体幹トレーニング
脊柱起立筋、大腰筋、大臀筋を鍛え転びにくい体をつくります。腰痛の予防・改善にもなります。
①足の上に必ず頭がまっすぐに乗っていることを意識する
②両腕を胸の前でクロス
③3秒かかえて(ヒザを)おへその高さまで上げる
④10秒キープ 左右の足で 1日3回
・余裕のある人
両手でビザをつかみ胸に引きつけ10秒キープ。足と頭の軸がづれないように
●疲れにくい体をつくる体幹トレーニング
猫背、肩こりの改善につながります。
①片足を後ろに大きく開く
②前足の上に頭がくるようにヒザを曲げて前傾姿勢
③肩甲骨をひきつけるようにヒジを縮める
④後ろの足を浮かせて10秒間キープ
・余裕のある人は
頭がぶれないように腕を上下に動かす
●引き締まったウエストをつくる体幹トレーニング
腹横筋、大臀筋、腹斜筋が鍛えられます。
①肩の下にヒジをつく 頭が下がらないよう注意
②ヒザを90度曲げる
③3秒間で腕を前に出し、骨盤を浮かせ10秒キープ
・余裕のある人は
両足を真っ直ぐにし腕を前に出し骨盤を浮かせる(骨盤が傾かないように注意)
ちょっとキツそうですが、少しずつ体幹ができてきて慣れてくるそうです。このトレーニングでケガしないように、気をつけてやってくださいね。