最近の健康番組で、血管若返りがさかんにピックアップされるようになりました。血管は、血液を身体の隅々まで運ぶ、新鮮な栄養素をたっぷり届ける役目があります。
抹消にいくと、毛細血管を通じて細胞との栄養や老廃物との交換が行われています。つまり、血管が弱っていて血液が十分に届けられなくなると、体の全体の機能が低下してしまいます。
血管が弱る最大の原因は、動脈硬化です。動脈硬化は、動脈の内膜にコレステロールが溜まり動脈の内径を狭くして血液の流れを阻害してしまいます。
動脈硬化の原因となるのは、高脂血症(脂質異常症)、高血圧、糖尿病、そのほか喫煙、肥満、運動不足、ストレスの生活習慣、さらに遺伝などが関係していると言われています。
H27年3月15日放送の「駆け込みドクター!」(TBS)では、「血管年齢が若えるSP」として、どうすれば血管を若く保っていけるのかを紹介してくれました。
血管を若がえらせると、なんとシミの大きさやシミの色は薄くなる効果もあるそうですから、必見ですね。さらに、血圧を測るだけで血圧を若返らせることができるそうですよ。
ここから番組の紹介内容です
血管を若くすると顔のシミが消える
看護師20名に273名の顔写真を見てもらい、見た目が若いか老けているか分類してもらい、血管年齢を測ってみたところ、実年齢より老けて見える人は血管年齢も高いことがわかりました。
AさんとBさんは53歳と54歳とほぼ同じ年齢です。実際にAさんは若く見えて、Bさんは老けてみます。
二人の血管年齢を測ってみたろこと、Aさんは30歳、Bさんは63歳でした。
また、しみやシワは紫外線が悪いと言われてきましたが、血管の老化による血液の流れが悪くなることも関係しています。
血管年齢を若返らせる方法
実際血管年齢を若返らせたところ、シミが消えたり大きさが薄くなったりするそうです。66歳の女性に場合には、血管若返り法を行ったところ、2年間で顔にも変化がでました。
血管を若返りさせるには、運動と食事と睡眠が3本柱になります。
●66歳の女性が実践した方法
①胡桃を食べる
胡桃のαリノレン酸が血中の老廃物除去、動脈硬化を予防します。
②EPAを含む鯖やアジなど青魚を食べる。また、野菜中心の食生活とする。
③愛犬を連れての散歩
運動は、激しい運動ではなく「息が弾むけれど会話ができるくらいのニコニコ運動」がいいそうです。
それに睡眠をしっかりとり、2年間過ごした結果は、血管年齢は77歳から45歳になってました。2年歳が増えたのに、顔のシミが消えたそうです。
人は血管とともに老いるといいますから、まずは血管をしっかり元気に保てが、見た目もいつもでも若さを保つことができるそうです。