腰痛はなかなか治らないものですよね。
40代以上の方のほとんどが、何らかの腰痛の原因をもっているといわれています。
厄介なのは、レントゲンやCTをしても何の問題もないのに腰痛があるという原因がはっきりしないケース。
ところが、福島県会津若松市の会津総合病院では、腰痛に悩む人に、赤ちゃんのポーズを、1日2回1分間するように指導したところ患者さんの腰痛が劇的に改善したそうです。
赤ちゃんのポーズ パピーポジション
うつ伏せになって、まだ歩けない赤ちゃんが顔を持ち上げハイハイしたときのようなポーズです。
●パピーポジションのやり方
①うつ伏せになる
②両手を前にだし両肘が直角になるようにして体を起こす
③このポーズをして1分間続ける
このポーズは背中のストレッチ、背骨をしっかり伸ばすことができるようになり腰痛が改善されるようになります。
毎日1~2分間、2~4週間続けると効果がでてくるそうです。
パピーポジションをする前にストレッチをすると、さらに効果が上げるそうです。
●パピーポジション前のストレッチ
①椅子に座り壁などに強く押し付ける
②そのあと前屈をする
これを5回繰り返す。
このポーズを、習慣として毎日行うだけで、腰痛の予防と治療ができるそうです。
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また、赤ちゃんが胎内にいるときのように、膝を両手で抱えて丸まった姿勢をする赤ちゃんのポーズも効果があります。
この姿勢は、腰痛防止の他、お腹の脂肪燃焼や大腸の動きを活発にすると言われています。
●仰向けの赤ちゃんのポーズの仕方
1.仰向けになる
2.息を吐きながら両手で両足を引き寄せると同時に上半身を膝に近づける
3.額を膝につけ、そのままの姿勢で5秒、深呼吸
4.息を吸いながら、両手をゆるめ足と上半身を床に戻す
※息を吐くときは、お腹と背中がくっつく位、思い切り吐き出すと効果があります。
この腰痛改善の赤ちゃんのポーズ、かなり効果が期待できるとのことですから試してみてはいかがでしょうか。