更年期とは、通常は45歳から55歳までといわれますが、卵巣の働きが衰えてきたときから更年期です。
女性ホルモンのエストロゲンは、40歳から減り始め45歳から急激に減りはじめます。
エストロゲンは、卵巣で作られています。
脳はエストロゲンを作るように卵巣に指令をだしますが、卵巣が要求に応えられないため脳がパニックになり、その結果自律神経が乱れます。
このときの不快な症状を「更年期症状」といい、その結果日常生活に支障をきたす場合を「更年期障害」といいます。
エストロゲンの一生に出す量は、耳かき一杯程度の量だそうです。
更年期障害の原因
①女性ホルモンの低下
②環境要因 身近な人 夫、子供、姑との関係がうまくいかない
③性格要因 非常にまじめでキチンとしないと気がすまない
①はすべての女性の通る道ですから避けられませんが、②と③は、周りの協力を得ることで随分と症状が違うそうです。
ホルモン補充療法(HRT)に使われてる薬とは・・
現在は、錠剤のほか、貼り薬、ジェルなどがあります。
錠剤・・1日1錠朝食後に服用
貼り薬・・48時間ごとにおへその下に貼ります。
ジェル・・2プッシュの量を1日分として肌に塗ります
50過ぎると女性ホルモンがゼロになってしまいますが、ホルモン補充療法により40代半ばのレベルにすることができます。
ホルモン補充療法は、乳がんの発生に関係すると言われ敬遠されがちですが、実は、何もしない場合、乳がん発生は年間1万人に5人の割合。
ホルモン補充療法を5年した場合でも、1万人に11人になる程度だそうです。
大久保佳代子さん(41歳)女性ホルモンアップ大実験
以下の方法で女性ホルモンがどう変化するのか実験を行いました。
①好みの男性にちやほやされると女性ホルモンはアップする?
→アップしませんでした。
②ピンクのものに囲まれると女性ホルモンがアップする?
→11%アップしました。
③おっぱい体操をすると女性ホルモンがアップするのか?
→7%アップしました。
おっぱい体操はわかるような気がしますが・・・皆さんはいかが思います?
男性の更年期障害
男性の更年期障害は、精巣は死ぬまで働いていますが、環境要因によって更年期の症状がでてくることが知られています。
更年期障害の辛さは、本当に経験してみないとわかりませんよね・・。でも、周りの理解によって症状がだいぶ和らぐことがわかってます。
ですから、そのことをしっかり言葉にして伝えて男性陣や家族の協力を得ることが大切ですね。
みんなに理解してもらって、くよくよせず気持はおおらかに更年期を乗り切りましょう!