閉経近くになり、おまたの臭いがきつくなり悩んでいる人が多くいます。だれにも相談できない悩みを、あさイチ「女の保健室」で取り上げてくれました。
●お悩みの人
・49歳の女性 職場のトイレであそこからきつい臭いが・・もしかして病気・・・次の人に臭いといわれたらどうしよう
・50代女性 幼い孫と遊んでいたら孫から一言「おばあちゃん、おまた臭い・・」と言われてショック
・54歳の女性 臭いを消そうと消臭剤をショーツにかけた・・効き目はイマイチどうすればいい?
臭いの原因は、子宮がんなど病気が理由になっていることもありますが、多いのは「デーデルラインかん菌」が減少するせいです。
デーデルラインかん菌は、膣内の酸性の環境の中で生きている菌で、膣を雑菌から守ってくれる役目をしています。
ところが、女性ホルモンが低下しますと、いなくなってきて、膣内は雑菌が繁殖しやすり、臭いがするようになります。
石鹸で洗ってはだめ 洗うなら専用の酸性ソープを使う
臭いがするようになると気にして石鹸などで洗う人がいますが、絶対に「石鹸で洗ってはいけません」とのことです。
体を洗う石鹸はアルカリなので、石鹸を使うと膣内の酸性が弱まりアルカリ性になってしまい、雑菌が急激に繁殖してしまい逆効果になります。
洗うなら、デリケートゾーン専用の酸性ソープがあるので買って使ってくださいとのことです。
また、ショーツについた尿の臭いが、気になるという質問もありました。
実は、閉経の時は、特に臭いに過敏になるため、本人が気にしても、まわりはあまり気にならないことが多いそうです。閉経が終われば、気にならなくなるそうです。
どうしても尿の臭いが気になる方は、クランベーリーというジュースがあるのですが、これを飲むと尿の臭いがよくなるそうです。