冬場になると、お風呂やトイレで倒れた話をよく聞きます。

とっても寒い日など、自分でもお風呂に入ろうと脱衣場で洋服を脱いでるときに、「大丈夫かな・・」なんてふっと頭の中を不安がかすめることがありますよね。

心臓による突然死の数は、年間6万5000人にものぼるそうです。やはり多いのは、40代~50代といいますから、しっかり知識や対応策を備えておきたいですね。

死の淵から生還した人の話を聞くと、何らかの前兆があったということです。その前兆さえわかれば、早いうちに対処でき突然死を防ぐことができます。

急性心筋梗塞

●急性心筋梗塞の前兆とは・・
・40歳の女性編集者の場合は・・
呼吸の苦しさでもない 、心臓がドキドキしているわけでもないひたすら胸を締め上げられているような痛み

→毎日の睡眠時間は4~5時間でした。結果 急性心筋梗塞でした。

・60歳に男性
全然痛みもなくすーっと景色の色が消えていく感じで突然意識がなくなり、通勤途中に倒れる

→高コレステロール、たばこ1日1箱。結果 急性心筋梗塞でした。

●急性心筋梗塞とは・・
急性心筋梗塞は、心臓の血管に梗塞がおきて心臓の電流がみだれ、心室細動という心臓が痙攣してしまう状態です。

このため全身に血流が流れなくなって10分程度で死に至ってしまいます。

●急性心筋梗塞の警告症状とは・・・
典型的な症状は、胸を締めつける痛みです。そのほか、背中、のど、奥歯、腕の痛み、肩こりなどが起こりますが、これらの場合には痛みが数分以内でおさまってしまうため、なかなか分かりにくいそうです。

早朝や運動したあとにくり返し起こる場合には、医者の診断が必要です。

心臓ドックでの検査

心配な方は、心臓ドックを受けることができます。心臓エコー、CT検査により心臓の状態、動脈硬化の状態を調べてくれます。保険適用外で、数万円かかるそうです。

●突然死の危険性がわかるTWA検査とは・・
ベットの上で軽い運動(自転車こぎ)をしながら脈数を上げて、命に危険のある不整脈がでるかどうかのチェックをします。

外からの衝撃で心臓停止

よくニュースになる、野球のボールが胸を直撃などが、きっかけで心室細動が起こり死亡するケースです。

AEDについて・・・

AEDは心筋梗塞による死から命を救ってくれる確実な方法です。AEDを用意するまでは心臓マッサージを続け、そのあとは勇気をもってAEDを使ってください。

心を落ち着かせて、声のガイド通りにやればどなたでもできるようになってます。