60代オーバー世代の御三家といえば、舟木一夫さん、橋幸夫さん、そして西郷輝彦さん(66)。

子供の頃、チャンネルを回すと、甘いマスクで「好きなんだけど~チャチャチャ♪」と若い私たちを魅了してくれましたね。

若い人に説明するとすれば、おばあちゃんが娘だった頃の超アイドルと言えばいいのでしょうか・・。辺見えみりさんのお父さんで俳優さんと、素直に説明したほうが、分かりやすいかもしれませんね。

西郷さんの若さの秘密は何か、調べてみると「40代の若さの胃」だということが解りました。胃はトレーニングで鍛えることはできないのですから食生活に気をつけるということでしょうか。

スタジオでは「胃を若く保つ、もう一つの秘密」を名医が教えてくれます。

西郷さんは、今でも舞台で2ステージ、50曲の歌を歌うほどの体力をお持ちです。

人間ドックをしてもらったところ、内科、整形外科、消化器内科、循環器内科いずれも問題なし。とくに、胃が素晴らしく40代に匹敵するそうです。

1分間のぜん動運動は20代の3倍、ピロリ菌もなし。今まで胃が痛くなったことはないそうです。西郷さんの日常生活にどんな秘密があるのでしょうか。

西郷さんの日常生活

・40分かけて朝食
・奥さんと50分歩いてお昼を食べに(5225歩)
・帰りも歩いて帰ります。(往復7.4km)
・午後は、陶芸で時間過ごします。
・自分の部屋でインターネット
・ビールを飲みながら夕食の手伝い
・夕食は、奥さんとお酒を飲みながら5時間かけます。

西郷さんの胃の秘訣は、セロトニンの影響が考えられるそうです。

セロトニンは、精神を安定させる効果がよく知られていますが、最近、胃のぜん動運動にも密接に関わっていることがわかってきました。

西郷さんの生活には、セロトニンを分泌させる要素がいっぱいありました。
①歩くこと
リズミカルな運動はセロトニン分泌を促進します

②日光を浴びること
日光もセロトニンの分泌を促します。

③スキンシップ
心地よい皮膚の接触は、セロトニンの分泌を高めます。

胃は老化しない臓器なので、生活習慣を変えるだけで、元気で若々しい胃に変えられるそうです。

胃のウォーミングアップ

食べ物が胃に入る前に、ウォーミングアップするといいそうです。

①体のストレッチ
食事前にストレッチすると、胃の血流が増えます。

②料理を手伝う
手伝うと嗅覚や視覚で刺激され、食欲が増し消火がよくなります。

③食前酒
胃を刺激し、血流をアップします。1口飲んで、前菜やスープを先にとるといいそうです。

西郷さんの若さは、やっぱりちゃんと管理しているからなんですね。