多くの女性が悩んでいる便秘。お腹は張ってくるし、美容にもよくないし・・・。苦しくなって便秘薬を飲みますけど、毎回そんなことを繰り返しているとイヤになってしまいますよね。
厚労省の調べによると、便秘に悩む女性は全国で340万人。しかし、県別で見るとダントツに青森県の人数が少なかったそうです。便秘に地域性があるとは、驚きですよね。その理由を調べてみると、どうやら食生活にあるようです。
その食生活とは、漬ものと発酵食品。青森県では昔、長い冬の間、野菜や魚などを漬物にし保存食として食べていたそうです。
野菜は漬物に、サケやニシンを麹で漬けてつくる「飯ずし(いずし)」やニシンを糠漬けでつけた「糖にしん」など、食物を冬の間保存するために、色々工夫して生活していたんですね。
実は、その保存食が、腸内の環境には最高の発酵食品だったのです。現代になっても、昔からの食生活は受け継がれ青森県では漬物天国。県内のラーメン店では、漬けものは無料サービスで食べ放題だとか。
また、県民の朝風呂好きが、身体をリラッスさせ、便通をよくするための環境に一役かっているそうです。
薬に頼らず快便は、私たち女性の願い。その秘訣を、青森県民からしっかり学びましょう。
便秘の悩みが少ない青森県の秘密は漬物
便秘に悩む女性の48%が65歳以上の女性だそうです。理由は、女性の骨盤の構造の問題から腸に便がたまりやすく高齢になると、さらに筋力が弱くなるためです。
便秘になると、感染症やインフレンザ、さらに、うつ病や大腸がんとの関連も指摘されています。
便秘体質の人のお腹をレントゲンで撮ってみると、お腹の中がまっ白。便が溜まっているためで、腸内環境が悪いのがよくわかります。
実は、便が毎日でていても「かくれ便秘」の人がいるそうです。隠れ便秘は、便がでていても、少ししかでなかったり便が固まったりしていて、お腹の中は便秘と同じ状態だそうです。
そこで、便秘の方に、青森の漬物を1週間食べ続けてもらいました
その結果、なんと食べ始めから3日後から毎日便がでるようになりました。そして1週間後、体重が59.5kgが57.2kgのマイナス2kg減に、さらに、ウェストもご覧の通りスッキリしたそうです。
恐るべし、青森漬物パワーですね。でも、漬物には塩分があるので、食べ過ぎには注意してくださいね。