年齢を重ねるたびに、どんどん忘れっぽくなってきます。
	新しいことも、なかなか覚えられなくなってきますと、自分自身
	「認知症大丈夫かな・・・」なんて、頭をかすめることが多くなってきました。
しかし、主治医の皆さんは物忘れと認知症はまったく違いものだと指摘します。
	そこで、今回はそんな不安を解消してくれる「ボケない秘訣」の特集です。
ゲストは大橋巨泉さん(78) 竹下景子さん(58) うつみみどりさん(68)
	     *         *
	●物忘れと認知症の差とは
	物忘れは老化の一つで、認知症の場合は病気で、まったく別のものです。
	物忘れは人間がよい人生を送るために必要なことです。
	・物忘れは、ポイント、ポイントの点でものを忘れている。
	・認知症の場合には、ある部分がごっそり抜けている。
●認知症の見分け方
	食事をしたことを覚えているが、内容を忘れているは物忘れ。
	食事自体を覚えてないのは認知症の疑いがあるとのことです。
また、病院に物忘れが心配になり自分でくるかたは、ほとんど認知症ではない。
	家族につれて来られて、覚えてないことを取り繕ったり、ごまかしたり、
	物忘れを認めたりしない人は、認知症のことが多いということです。
【認知症の3大症状】
	・物忘れがある
	・人格や性格が変わる
	・異常行動をする。
●物忘れ知らずの方の生活習慣とは
	・72歳の居合道の達人・・・真剣にやらないと大変な怪我をするので、
	 瞬間瞬間の緊張感があります。あとは、道場の若い女性と話すことですね。
・75歳男性の職人・・・今まで行った世界各国の場所や地名をすべて記憶。
	 すだれづくりで毎日指先を細かく使います。まだ75歳をいう気持です。
・80歳男性の多趣味人・・・詩吟、尺八、太極拳など多趣味で過ごしてます。
・93歳の女性助産士さん・・自分で運転し、毎日花畑の手入れをしてます。
・89歳の食堂看板娘・・50品目の値段を全部即答する。注文をこなす
	 ドキドキの毎日の生活と、寝る前の布団の上での体操ですね。
	
●認知症にいい食生活とは
	脳神経伝達物質アセチルコリンの原料であるレシチンが含まれている
	卵の黄身、納豆、枝豆、油揚げ、おから、きなこ、豆腐など
	大豆類に含まれている製品は認知症にいいといわれています。
●認知症にならないためには・・
	弁護士やお医者さんより、職人さんの方がボケていない。
	これは手先を使うことがボケを防ぐ大きな要因だといういことです。
それからドキドキ生活を送ることが大切です。
●番組主治医からのアドバイス
	・脳に対する刺激・・ドキドキ感のある生活がボケない秘訣
	・料理をつくる・・メニューを考え料理をするのは頭も手先もフルに使います
	・自分のログ・・毎日の行動の日記をつける。できればメールなどがいい。
	・恋をする・・女性はエストロゲン、男性はテストステロンが増え脳が活性化。
	・毎日楽しく・・・楽しさは色々な部位を刺激し活性化します
	・面倒なことをする・・あえて面倒なことを手がけて脳に負荷をかける
	・長く続けられるものを・・できれば手を使うもの、人に負けないものを続ける
	      *          *
	つまり、毎日のドキドキ生活、好奇心、手先を使う生活、現役生活などが
	脳をいつまでも刺激しつづけ、ボケを防ぐことのようです。
さあ、実年齢など気にせず、何にでも興味をもって恋もどんどんして、
	人生を楽しみましょう!そうです、そればボケ防止の秘訣です。!(^^)!
	 
