ポケモンGOはまさに社会現象。
アメリカで先行されたポケモンGOが7月後半に日本でリリースされてからは、スマホを片手に歩き回っている人を多く見かけるようになりました。
ポケモンGOは子供の遊び~と言われていましたが、いざフタを開けてみると、はまっているのは老若男女。
中高年の女性も多く見かけます。そう言う私も実は中高年。あんなおばさんまでやっているよ!と言われる部類です(汗
それでも、自分なりのやり方を見つけて、ポケモンGOを楽しんでいます。
私は、日が暮れて涼しくなった夜に散歩がてらポケモンを探しに行くことがあるのですが、同じ散歩しながら仲良くポケモンGOをやっている老夫婦を見かけます。
それはとても楽しそうです。普段の夫婦のあり方にもよるのでしょうが、ポケモンGOが夫婦の話題作りと健康作りに一役買っているようです。
中高年のポケモンGOの楽しみ方
ひたすらポケモンをゲットする
シニアも中高年も若者同様、ポケモンGOのルールをマスターして、登りつめるのも良いのですが、シニアにはシニアの楽しみ方があるようです。
まずは、ポケモン集め。151匹のコンプリート目指して、せっせとポケモン集めをします。
ポケモン図鑑に、自分の集めたポケモンが増えていくのを見るのはとても楽しみです。
ポケモンGOには、ジムと呼ばれる戦う場所があり、自分がゲットした強めのポケモンで戦い勝利すると名声が上がり、経験値(XP)もアップします。
しかし、戦い方がよく分からないため、「ひたすら歩いてポケモンを集めて進化させ図鑑をいっぱいにする」これを目標に頑張っている人が多いですね。
私の周りのシニアを見ても、同じような遊び方をしている人が多いようですね。
ポケモンGOは、ジムに行かなくてもを十分に楽しめるゲームだと思います。
シニアならではの「たまごの孵化」
ポケモンGOには、ポケモンの卵というものがあります。
これは、ポケモンをゲットしたときや、街に点在するポケストップから、モンスターボールや道具と一緒に手に入れることもできます。
いつの間にか自然と溜まっていきます。この卵を孵化させることで捕獲しなくてもポケモンをゲットすることができます。
この卵は、2km、5km、10kmと種類があり、孵化装置に入れてこの距離を歩くと孵化しポケモンが誕生するしくみになっています。
孵化装置は、いくつか同時に使うことができます。使う回数が限られている孵化装置と無限に使える孵化装置が1つあります。
これを上手に利用すると、絶えず卵を温め続けたまごを孵化させることができます。
孵化装置は、課金して(お金を出して)買うこともできますが、のんびりやれば良いの一つの孵化装置を使いまわし、卵が返ったら次の卵・・と無限に使える孵化装置を利用するとお金をかけずに楽しむことができます。
卵の孵化距離は、GPSでスマホの移動距離を認識しています。時速10km以下の時の移動を見ているので、電車や車などの移動は距離に含まれません。
そうなると、早く卵をかえしたくてひたすら歩くことになります(笑 コレクター気質の方にはたまらないですね~
新たなポケモンを見つけるにはポケモンを探して移動する必要がありますが、ポケモンの卵をかえすなら歩くだけで良いのです。
今まで家にいると外に出るのが億劫だった時もあるのですが、ポケモンGOを始めてからは自然とお尻が軽くなり、外に出るのが億劫ではなくなりました。
このように考えると、やり方によってはポケモンGOはシニアにとってとても健康に役立つのではないでしょうか。
新たなポケモンに出会いたい気持ち、コンプリ(完結)したい気持ち、子どもや孫、知り合いとの話題作りと、シニアの心をくすぐる要因がたくさんあります。
巷では、ポケモンを規制せよ!との声が上がっています。確かに危険なことや迷惑なことはあると思います。ゲームに夢中になると周りの状況が見えなくなる人もいるでしょう。
ここは、大人の自覚を持って「歩きスマホ」をせず、ポケモンが現れたときだけ、人に迷惑のかからない安全な所にちょっと移動して、ゲットすれば良いと思います。
スマホをバイブレーションの設定にしておけば、スマホを持って歩いているときにブブッと振動してお知らせしてくれるので、絶えず画面を見ていなくても大丈夫です。
また、突然立ち止まると、後ろを歩いている人とぶつかってしまうので、周りの状況を確かめ、人とぶつからないよう配慮しながら行えば、それほど問題を起こすこともないかと思います。
シニアの健康は「歩くこと」が一番だと言われています。
今まで、なかなか歩く機会がなかった方や歩くのが好きでなかった方は、ポケモンGOをきっかけに外に出てみると良いですね。
普段は、自分の地域を歩き回り、休日にはちょっと遠出をして自分の地域にはいないポケモンに出会うのも楽しみです。
スマホやゲームは若者だけのものではありません。上手に利用すれば、シニアにとってとても役立つものになります。
次回は、シニアでも楽しめるポケモンを上手に捕まえる方法をお伝えしますね。