腰痛といっても、原因となっているものが沢山ありますよね。
ギックリ腰、椎間板ヘルニア、脊椎間狭窄症、脊椎側彎症、圧迫骨折、内蔵などの病、放散痛・・。
原因がどれだかわかりませんが、とにかくどれもが腰の痛みとなって、私たちを苦しめます。
痛みを抑えるため、とりあえず整体やマッサージへ行き、自分で何とかしようとします。
私も30代の頃に一度ギックリ腰を経験して以来、これまでに何十回と腰痛を繰り返してきました。
あまりにも痛いときには整形外科へ行き、レントゲンで骨の異常がないかどうかを確認してもらいます。
だいたい「少しヘルニアがありますが問題ないと思います・・」との診断結果で、その後、マッサージと電気治療と、湿布の定番コースを受け帰ってきます。
そんなことを繰り返しているうちに、何が腰痛のきっかけになっているか、わかるようになりました。
実は、腰痛になった日から前日2日間を行動を書き出すことで気づいたのです。
私の場合は、「コタツに入り座椅子を枕にしてうたた寝をしたとき」の翌日でした。
おそらく、寝返りが打てない姿勢で数時間寝ているうちに筋肉が固まって、捻挫のような状態になっていたのだと思います。
コタツでのうたた寝を止めてからは、腰痛に悩むことは本当に少なくなりました。
このように、腰痛の原因を特定できれば、慢性腰痛から開放される可能性があります。
腰痛の原因は股関節が原因の股関節腰痛かも
NHK9月27日方法の「ガッテン!」では、腰痛の原因が股関節の場合の改善策を取り上げてました。
股関節が動きの悪さが腰痛の原因になっている人を「股関節腰痛」」といいます。
このような人は、股関節を柔らかくすることで腰痛を改善することができます。
股関節周りには、大きな筋肉が23も集まっています。その中で股関節に直接繋がっている筋肉は、深層筋(インナーマッスル)です。
この深層筋がスムーズに動かないと、腰に負担をかけるようになり腰痛を引き起こしてしまうのです。
股関節がスムーズに動かない人は、荷物を持ったり、階段を上がったりするたびに腰にどんどん負担をかけ、最期は股関節まで痛めてしまうことになります。
股関節腰痛の人には、次のような特長的な症状があります。
①痛くてあぐらをかけない
②足があがらず立ったまま靴下がはけない
③階段がつらい
④立ち上がりにくい
このような人は、股関節腰痛の可能性があります。
股関節腰痛を簡単に見分ける「四つん這いチェック」
股関節腰痛かどうかを、簡単に見分ける方法があります。それは、四つん這いチェック(猫背チェック)です。
股関節腰痛を見分ける四つん這いチェック(猫背チェック)
まず、床に手とひざをついて四つん這いになり、お尻をゆっっくり前後に動かします。
お尻を後ろに引いたとき、背中が猫背になってしまう人は、股関節の動きに問題がある人です。
股関節腰痛を2週間で改善
股関節の深層筋を動きを改善し、腰痛を減らすことができる方法として3つの方法を教えてくれました。
その方法とは、ひざパカパカ体操、おしりフリフリ体操、四股スクワットです。どれもが簡単な運動ですが、とても効果があるそうです。
足を開いたり閉じたりのひざパカパカ体操
椅子に座って、体をリラックスさせ、足のひざをゆっくり閉じたり開いたりします。
この単純なひざをパカパカと動かすだけで、股関節周りの深層筋を鍛えることができます。
おしりフリフリ体操
腰を左右にゆっくり動かすだけの体操です。ポイントは頭をあまり動かさないでやることです。
四股スクワット
四股スクワットは、普通より足を外側に開いて行うスクワットです。
スクワットは、他の2つに比べて運動量が多いので、高齢の方や痛みの酷い人はやめたほうがいいかもしれません。
これらの運動を2週間やっただけで、20年来の腰痛が消えた人もいるといいますから、効果は抜群のようです。
とくに、ひざパカパカ体操は、椅子に座っているとき、ちょっとした時間で気軽にやることができます。
股関節が固い方は、ぜひトライしてみてください。