加藤茶さんが、胸に激痛が走り緊急入院したのは2006年。診断の結果は「A型大動脈解離」石原裕次郎さんと同じ病気でした。
大動脈解離とは、心臓から全身の血液を送る直径4cmもある太い動脈で、その血管内部の壁が剥が裂けてしまう、死につながるとても怖い病気です。
この病気にかかる人の70%は、高血圧の人で発症から48時間以内に半数が亡くなる難易度の高い病気です。
慶応義塾大学医学部に運ばれ、心臓血管外科チームですぐに手術。10時間にも及ぶ大手術でした。
加藤さんは、死の淵をさまよいながらもみごと生還し、6年後の2012年には、25歳の綾菜さんと45歳の年の差婚をしました。
加藤さんの人生を分けた、生と死の分かれ道とは・・・「人生が変わる1分間の深イイ話」(日本テレビ)で紹介されました。
大動脈解離の会見で、入院して2週間まったく記憶がなく、死んでいてもおかしくない病気でした。
手術から2週間の間、まったく記憶がないそうです。その間、碇屋チョウさんは一回迎えにきたそうです。(笑)
加藤さんは、仕事が終わると、毎回銀座でどんちゃん騒ぎ。食事は、ステーキを毎日食べていました。
実は、以前からそのような生活をしていたため何回も心筋梗塞をおこし、カテーテルが6本入っていたのだそうです。
助かった理由は、信頼できるかかり付けの医師がいたからでした。
「先生、胸が痛い・・」と訪ねると、その場で大動脈解離と診断し、緊急手術の手配をしてくれ、そのまま緊急手術になったそうです。
いいかかりつけの医師を持つことは、色々な病気を発見できます。ぜひ、近くにいいお医者さんを探しておきたいですね。