TBS「スゴ腕の専門外来SP」で紹介された、注射でヒザ痛を治すPRP療法を実施している病院は、まだ数が少ないそうです。

膝が痛い

調べてみた範囲ですが、PRP療法をしている病院を紹介いたします。

PRP療法実施病院全国一覧

順天堂大学医学部付属順天堂病院

〒113-8431東京都文京区本郷3-1-3
電話: 03-3813-3111

豊岡第一病院

所在地: 〒358-0007 埼玉県入間市大字黒須1369−3
電話: 04-2964-6311

いなぎ整形外科内科

所在地: 〒206-0802 東京都稲城市東長沼453
電話: 042-377-1002

すずき整形外科

〒 104-0051 東京都中央区佃1-11-8
電話: 03-3534-5678

亀田メディカルセンター スポーツ医学科

〒296-0041 千葉県鴨川市東町1344
電話: 04-7099-2211

西埼玉中央病院

〒359-1151 埼玉県所沢市若狭2-1671交通アクセス
電話: 04-2948-1111

医療法人社団 総生会 麻生総合病院

〒215-0021 神奈川県川崎市麻生区上麻生6-25-1
電話:044-987-2522(代)

ISクリニック

〒550-0004 大阪府大阪市西区靱本町1-7-9 靭イーストビル1F
TEL 06-6479-0018

医療法人再生会 そばじまクリニック

〒577-0011 大阪府東大阪市荒本北2-2-6 クリニックコート東野1F・2F
電話:06-4309-2525

ひろクリニック

〒650-0034 兵庫県神戸市中央区京町70 松岡ビル2F
電話:078-333-4727

ヒザ関節の痛みにPRP療法

革命的な膝の治療として注目されているのが、PRP療法です。

PRP療法は、注射1本でひざの軟骨が再生する画期的な治療法ですが、まだエビデンスが確立されていないため、保険適応外です。

以下、「すご腕の専門外来」の番組で紹介されていた内容です。

齋田良知先生のお話

ひざ痛に悩む推定患者数は約3000万人以上いるそうです。

階段が登れないほどの重度のひざ痛が、PRP療法でサッカーができるほど回復した例もあります。

その治療法とは、なんと注射1本をうつだけ。

その治療を行っている専門外来は、順天堂大学医学部付属順天堂病院 整形外科齋田良知先生です。 

齋田先生は、なでしこJAPANのチームドクターとして海外でも高い評価を受けています。

これまでの治療法で効果のない人に、今までなかった治療法で治療しようと専門外来をオープンしました。

75歳の女性でも、その効果があるそうです。軟骨がすり減ってしまい、杖なしでは歩けないほど重度のひざ痛に対しても効果があると言います。

変形性ひざ関節症に

変形性ひざ関節症にヒアルロン酸の注射をしたけど、あまり効果を感じることができなかった女性。

治療方法は、患者さん自らの血液から抽出したものを使います。

患者さんの血を20ccを採血して遠心分離機にセット、7分後に赤、白、黄色に3層に分離した中から黄色の部分の液体を抽出して、それを関節の袋の中に注射します。

PRP療法とは多血小板血漿

血液中の血小板には、止血、血管や組織の細胞を活性化させ、傷の修復を促進する効果があります。

多血小板血漿は、通常の2倍以上の濃度の液体です。

ひざの中には血小板がないので、それをとってきてひざの中に入れると、血小板の働きにより、炎症を抑え組織を再生します。

なんと注射を打ってから、すぐに痛みが消えたり、ひざの感覚が変わったというる人もいるそうです。

PRP注射を1か月に1回続けていけば、じょじょに膝の軟骨が再生されひざ痛が完全になくなる可能性もあるそうです。

何よりも自分の血液なので、安全だということです。

齋田先生は、順天堂大学医学部付属順天堂病院で、金曜日の午前中にPRP療法の診療を行っています。

人工関節手術を検討している人は、その前にPRP療法を検討しても良いと言っていました。

PRP注射は、1回3~6万円 (保険適用外)

PRP療法は、現在は他の治療が無効な人に行っています。PRPの有効性が証明されれば、誰もが受けられる治療になると言われています。

はやく、保険が適応され、誰で受けられる治療になると良いですね。

PRP療法で調べると、PRP皮膚再生療法というものがでてきますが、関節治療のPRP療法とは違います。

また、膝関節のPRP療法での治療を行っているかどうか、必ず確認してからお出かけください。