膝の屈伸をすると、膝がコキコキとなるのは、膝の軟骨がすり減ってきている可能性があるそうです。

私も50歳過ぎのころから、ラジオ体操の屈伸運動をすると、ロボットのようにコキコキとなります。(笑

膝を痛めると、歩くのがツラくなり外出もしたくなくなってしまいますよね。

ヒザ痛

ジョギングで膝を痛めたときなどは、階段や下り坂で本当に酷い思いをしました。

ひざが痛くなると、体を動かす量が減り、下半身の筋肉が衰えてしまいます。

下半身の筋肉が衰えると、軟骨のすり減りが悪化して、腰痛や高血圧、糖尿病(Ⅱ型)のリスクも高くなるそうです。

自分の膝の状態がどうなっているかチェックする方法と予防法を、テレビ朝日「みんなの家庭の医学」で放送していましたので紹介いたします。

ボールペン1本でひざの動きをチェックする方法

1つでもクリア出来なければ、軟骨がすり減っている可能性があります。

ひざ曲げチェック

①仰向けに寝る
②片方の膝を抱える
③抱えた足のかかとの出っ張りとお尻の間にボールペンを挟む

ボールペンが挟まり落ちなければOKです。ボールペンが落ちたり、途中でひざに痛みがでた場合はNGです。

クリアできない人は、ひざの軟骨が微妙にすり減り炎症が発生している可能性があります。

腫れや水がたまって関節が曲げられなくなっている可能性があります。

ひざ伸ばしチェック

①片方のひざを立てて床に座る
②ひざのお皿の中心の下にボールペンを置く
③曲げているほうにひざをゆっくり伸ばす

ひざの裏がボールペンに接するならクリア。ボールペンにつかなければ、NGです。

クリアできない人は組織に腫れが東海林、脚の動きが制限されている可能性があります。

O脚チェック

①ひざの内側の一番出っ張ったところにボールペンを当てる
②もう一方のひざを閉じる

手を離してもボールペンが落ちない人はクリア、ボールペンを挟めず落ちてしまう人や、閉じたときに痛みがでたらNGです。

O脚になると、軟骨の内側がすり減りへり、どんどんひどくなってしまいますので、注意が必要です。

ひざの動きを改善する運動

ひざ伸ばし&足上げ運動をすることで、ひざを守ることができます。

ひざ伸ばし運動

ひざが伸びない状態ですと、軟骨のすり減りが加速しますので、ひざを伸ばす運動を行います。

①椅子に座り、ひざの皿の上に右手を置く
②右手でひざをぐっと押し伸ばす
③ひざが伸びた状態で10秒キープする

1日に左右10秒、5回づつ行います。

ひざを押したときに強く痛む場合はやめてください。

足上げ運動

太ももの筋肉を鍛えると、ひざが安定し軟骨のすり減りが防げます。

①椅子に座り、ひざを開いてこぶしを間に入れる
②ひざを開いて両手をひざで押さえる
③5秒キープする

反対側も同様に行ってください。

脚の内側の筋肉を鍛えることで、O脚の予防や改善になるそうです。

O脚気味の方は、なんとか食い止めておきたいですよね。私も、頑張らねば・・。