膝の痛みは経験しないとわかりませんよね~。特に階段の上がり下りは、本当に苦痛で、階段を見るたびに、なんとかならないかと思ってしまいます。
落語家、林家木久扇さんも、もう10年以上ひざ痛で苦しめられているそうです。
高座で座っる時も、立ちがる時もようやくの思い。そんな、木久扇さんにある歩き方を伝授したところ、なんとひざ痛が改善したそうです。
ひざ痛の原因は、加齢による膝への負担です。歩いているときや、階段の上り降りに大きな負荷がかかってます。そして変形性ひざ関節症になってしまいます。
歩き方を改善するだけでひざ痛を解消できます。
福井大学医学部 名医 内田研造先生がひざ痛の新事実を世界へ発表しました。
変形性ひざ関節症の進行の原因は、膝の関節が緩むことによるものだそうです。
膝を固定している靭帯が劣化してしまうと、関節のゆるみが大きくなり、関節同士がぶつかり膝が炎症を起こしてしまうそうです。
一度緩んでしまった膝は元に戻りませんがゆるみをサポートする歩き方をすることで改善するそうです。
ひざ痛に悩む木久扇さんが福井へ行って、膝の診断を受け、歩き方の指導をしてもらいました。
木久扇さんは、O脚で膝がゆるみやすいそうです。
●ひざ痛改善ウォーキング
つま先を7度広げて歩くと、膝にかかる力が5%減ります。さらに小股で歩くと、膝にかかる力が10%減ります。
①足先をハの字に開く
②小股で歩く
を常にこころがけ歩くといいそうです。
木久扇さんは1ヶ月続けたところ、ひざがぜんぜん楽になり、痛みも随分違うそうです。
●ひざのゆるみ問診
①朝起床時に立ち上がると膝がいたいことがある
②階段の上り下りで膝がひたむことがある
③歩いていて膝がずれるような感覚がある
2つ以上該当するとレッドカルテだそうです。
●効果を上げるための筋力トレーニング
①椅子に座って足を互いに交差させる
②10秒間お互いの足を押し合う
③足を逆にして同様押し合う
これを1セットとして、1日10セット、3ヶ月続けると膝のグラグラが改善されるそうです。