ブル中野さんと言えば、極悪同盟で一世を風靡した元女子プロレスラーです。クラッシュギャルズとの戦いは、本当に面白かったですよね。

プロレスと言えば、自分の体を痛めつけるような過酷なシーンがたくさんあります。ブル中野さんも、現役時代の1997年に左靭帯2本を切る大怪我をして、プロレスラーを引退しました(Wikiより)。

その後ゴルフに専念し、15歳年下の男性と結婚。今は幸せな生活を送っていると思いきや、極度のひざ痛に襲われ歩くこともままならい生活を送っているようです。

今回、解決!ナイナイアンサーで、そんなブル中野さんの闘病生活が紹介されました。

現在47歳の中野さんですが、その膝年齢は、80歳とも言われるほど最悪な状態だそうです。15歳年下の夫に抱きかかえてもらわないと一人では立ち上がることもできません。

介護生活のような状況で、ブル中野さんは、ある決心をします。それは、胃の切除手術を受けることで、減量するというもの。

膝にとって良くないことは、体重の増加。体重が重い人は、ひざに負担がかかりひざ痛が悪化します。ひざ痛があり太っている人は、とにかく痩せることが先決です。

しかし、運動して痩せることができないブル中野さんは、現在の状態でダイエットをするのは困難なこと。胃の一部を切り取る手術や胃をバンドで縛る手術なら、減量が可能です。

また、番組では、ひざ痛を抑える最新ワザも紹介してくれましたので、普段ひざに痛みを感じている人は要チェックですね。

ブル中野さん 47歳でひざ年齢80歳

ブルさんの膝の状態は、4段階のレベル4の最悪の状態でした。片側の半月板が完全に削れてしまう変形性ひざ関節症で、なんとひざ年齢は80歳だそうです。

そのため、旦那さんの介添えなしでは、自分のお店にも出かけることもできません。原因は、現役時代に痛めた膝をそのままにしておいたことと、体重だそうです。

ブルさんの現役時代は115kg。それから65kg、100kg、67kg、90kgと減量とリバウンドを繰り返します。その度に、筋肉がなくなり脂肪が増えていってしまいました。

現在は、体重90kgがその膝にのしかかり、痛くて歩くこともできません。そこでブルさんに最新のひざサポートグッズを試してもらいました。

●人気のひざサポートグッズ
HOT&COLD 加圧膝サポーター 4800円
電子レンジで温めたり、冷蔵庫で冷やせるジェルパット付き。空気を入れ固定します。

お医者さんのひざベルト 7000円~8000円
厚さ1mmしかないベルトなので、パンツの下に履いても目立ちません。

らくらく歩ける君
ベルトを腰に巻いてゴムを利用して膝を引き上げます。筋力トレーニングになります。

ブルさんはひざを人工関節にするか悩みますが、耐久年数は20年~30年のため再手術が必要となります。しかし、どちらにしてもブルさんの体重90kgを60kg代まで落とさなくてはなりません。

そこで、ブルさんは、胃の大部分を切除し食事の量を強制的に制限し減量する減量手術を行うことを決意しました。手術は腹腔鏡手術で行うため、3日後には退院できるそうです。

しかし、手術後に固形物は1ヶ月も食べれないことや、ダンピング症候群という症状が起こるため、精神的に追い込まれる患者さんもいるそうです。

減量手術は、自由診療のため保険がきかず費用は200万円かかります。

さらに、ブルさんには、睡眠時睡眠時無呼吸症候群であることが判明。検査すると睡眠時に60秒の無呼吸状態が何度も続いていました。

ブルさんは、睡眠時無呼吸症候群の治療、体重減量手術をして、元気に動ける自分を取り戻すため頑張る決意をしました。番組では、ブルさんの経過を今後も追跡するそうです。