付けて寝るだけで、寝ている間に視力が回復するコンタクトレンズがあるそうです。オルソケラトロジーやブレスオーコレクト、オサートなどがそうです。
近視は、角膜のカーブが強くなることで光の屈折が大きくなります。眼球の長さが前後に異常に長くなり、そのため、焦点がずれることで起こるとされています。
寝ている間に、矯正用のコンタクトレンズ（オルソレンズ）を装着すると、角膜前面が扁平化され、焦点が網膜上で結ばれることで、はっきりと見えるようになります。また、オルソレンズを外しても、一定時間角膜の状態は扁平を保つので、日中は視力の回復が見込めます。
個人差もありますが、６時間程度の装着で、翌日の10数時間程度は裸眼で過ごせると言います。費用は、オルソケラトロジーで15万～25万円、オサートでは片目25万円以上、両目で40万円以上と高額のようです。
番組の紹介では、東京都赤坂・ 三井メディカルクリニックの場合
初期費用＝約4000円
レンズ作成代＝約38万円（両目）
ステップアップ＝約8万円（両目）
リニューアル＝約10万円（両目） だそうです。
ただ、どんな人にも効果があるわけではないようですので、取扱い眼科医と良く相談の上、実施した方がよいですね。
近視の度合いや個人差もありますが、子供からシニアまで治療が可能です。視力が安定しない若年層は、早い効果と永続性があり、近視の進行を遅らせることもできるようです。
私も、近視矯正を兼ねてソフトレンズからハードレンズに変えたことがあるのですが、痛くてとても入れていることができず断念しました。
この矯正法の場合は、眠ってしまうので、ゴロゴロ感や違和感を感じることなく矯正できそうな気もしますが、一度体験してみたいですね。
キンスマでは、三井メディカルクリニック 三井石根院長の指導のもと高畑百合子アナ、春香クリスティーンさん、たんぽぽ白鳥久美子さんが、視力回復に挑戦。
番組では、44日間でどれだけ回復するかにトライしました。結果は・・・
・高畑百合子アナ
右目 0.01→0.9
左目 0.01→0.9
両目 0.02→1.2
・春香クリスティーンさん
右目 0.02→0.9
左目 0.03→0.7
両目 0.04→1.0
・白鳥久美子さん
右目 0.02→2.0
左目 0.06→2.0
両目 0.08→2.0
いずれも好成績。レーザーに変わる新たな治療法として注目ですね。
