肺の病気には、肺がん、肺気胸、肺気腫、COPD(慢性閉塞性肺疾患)などがあります。
肺がんは、気管支や肺胞ががん化してしまう病気で、喫煙歴のある人や、中年以降の年代で発症率が高まります。
肺気胸は、肺の一部が破れて空気がもれてしまう病気です。10代から20代の背の高い男性に多く発症します。
嵐の相葉さんや、ナインナインの矢部さんも肺気胸を患いましたよね。お二人とも、同じような体型です。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、気管支や肺に炎症が起きる病気。せきやたん、息切れなどの症状がおこり、重症化する死亡することもある危険な病気です。
たばこ煙や、有毒物質を長期間吸入することで発症します。COPDは、2020年には全世界の死亡原因第3位になるとも言われているそうです。
日本でも昭和40年代に光化学スモッグがありましたが、現在は、中国などの大気汚染も心配ですよね。
自分の肺の機能が落ちているかどうか、簡単にチェックする方法があります。
日本テレビの「世界一受けたい授業」『隠れた病気が自宅でわかる!DIY健康診断』で久保明先生が教えてくれました。
マッチを使って肺機能(COPD)をチェック マッチ消しテストのやり方
●用意するもの
・マッチ
・ボールペン
昔は、喫茶店のマッチ集めが大流行しましたが、最近はマッチを置いているお店も家庭も少なくなってきましたね・・。
●チェック方法
①マッチに火をつけ、火を軸のほうまで燃え移らせます。
②口から15cmの位置(ボールペンの長さ分)に、火の着いたマッチをおきます
③口を開いた状態で思いきり息をはき、マッチの火を消します。
この時に、口をすぼめないようにします。
マッチの火が消せない人は、肺の機能が落ちているためCOPDの可能性があるので、病院で検査してください。
この検査方法は、アメリカで考案されたもので、医療現場で実際に行われてきたもので信頼性の高い検査法のようですよ。