私たちの体は、自然の状態なら左右対称で、ますっぐに姿勢を保つようにできています。
しかし、足を組む、片方の肩にだけカバンをかける、首をかしげる、猫背姿勢での座るなど、毎日の生活の中で体は、どんどん歪んでしまっています。
その体の歪みのおおもとの原因は、筋力の低下だそうです。筋力が低下すると、つい楽な姿勢をとってしまい、さらに、悪い姿勢は、さらに筋力低下を招く・・。
そうしているうちに、体全体のバランスが崩れ、全身にいろいろな症状を起こすようになります。
実は、頭痛や腰痛、肩こりや冷え性、便秘などは、体のゆがみが原因となっている場合も多いそうです。
そんな体のゆがみを、簡単にリセットする方法があるそうです。
座り方、掃除の仕方、落ちてるものを拾う時など、ちょとした工夫をすれば誰でも簡単にできる「ゆがみリセット法」。
ゆがみを直せば、100歳になっても自分の足で歩けるそうですよ。ぜひ、覚えておきましょう!
体のゆがみリセット法
体のゆがみの原因は、多くの場合骨のゆがみではなく筋肉のバランスの悪さです。
ゆがみに影響しているのは、インナーマッスルです。インナーマッスルを鍛え直すと、体がまっすぐになり体のゆがみが解消します。
インナーマッスルを鍛えると、体のリセットされ膝の痛み、更年期障害の症状、肩こり、足の冷え性も改善します。
武田淳也先生は、ピラティス治療の第一人者。さまざまな機械を使ってインナーマッスルゆっくり鍛えます。
●中村流からだゆがみチェック法
①壁などに頭、背中、腰、かかとをぴったりつける
②左足をつける
③右足をつける
どちらかの足が上がらなければ、体幹が歪んでいるそうです。右足が上がらなければ、左のインナーマッスルが弱いそうです。
●ゆがみリセット法
家の中にいるとき、とにかく骨盤を立てることを意識して生活します。
インナーマッスルは姿勢と保つ筋肉。正しい姿勢をすれば、それだけで鍛えられます。
①パソコン・読書を正しい姿勢にする
骨盤を立てお腹を引き込む・・15秒以上キープ
②掃除機をかけるとき骨盤を垂直にし、右足を後ろに
腰をつかって掃除機を前後に動かす・・左右10回以上
③ものを拾うとき、足を前後に開き、骨盤を垂直にし背筋を伸ばし
しゃがみこんで拾います。・・10回以上
●子供のときに誰でもやってリセット法
中村格子医師が教えてくれた、子供のときにやってたリセット法とは「ラジオ体操」です。
ラジオ体操は、左右、前後均等の400の筋肉の動きがあり、正しくやれば、痩せる効果もあります。
●何歳でもゆがみリセット
神戸常磐大学 柳本有ニ先生が教える高齢者のリセット法
それは、ストックをつきながら歩くノルディックウォーキングです。
骨盤の位置が高くなり、インナーマッスルが自然に伸び筋力トレーニングになります。
右肩が下がっている場合、右のストックを少し高くして歩きます。両肩の高さが同じになるようにセットします。
ストックは、スポーツ用品店で5000円くらいで売ってるそうです。