今年もそろそろ花粉が飛ぶシーズンがやってきますね。発病前の若かりし頃は、春が好きだったのに、花粉症になってからは恨みの春になりました( ;∀;)
花粉症には、あれが良い!これが良い!と様々な食品や民間療法が紹介されましたが、効果があったような、なかったような・・
試してみたのは、ヨーグルトと甜茶ですが、イマイチでした^^;。まだレンコンは試していないので、番組で紹介される「レンコン療法」は試してみたい療法の一つです。
最近話題となっている「舌下免疫療法」。これは、スギ花粉の液を舌下に滴下する療法ですが、保健適応は今年2014年6月頃と言うことで、今シーズンはまだ保険適応外です。
治療法は簡単で、舌の下にパンくずを置きその上にスギ花粉のエキスをたらして数分間その状態を保持。体にスギ花粉を吸収させ体内に免疫をつくります。
数分たったら、パンくずを吐き出して完了。この治療を最初の4週間は毎日1回、その後は花粉飛散期終了まで週1回行います。
この舌下免疫療法の特徴は、これまでの免疫療法と違って注射を行う必要がないため、月1回の通院は必要ですが、自宅で治療を行うことができることです。
治療は、毎年、3年~5年続けると改善が見られるそうです。
現在行われている、注射による免疫療法は保険適応で、1回500円前後ですが、舌下免疫療法はどの程度になるのでしょうか。
いずれにしても舌下免疫療法を受ける人は、来シーズンから爆発的に増えるのでしょうね。
また、レンコンには、アレルギー症状の原因物質である「IgE抗体」を減らす働きがあるそうです。
レンコンに含まれている抗アレルギー性成分は花粉症ばかりでなく、ぜんそくやアトピーにも効果があることがわかってきました。
また、れんこんを切ると、断面から出る細い糸がでてきますが、このネバネバは「ムチン」で、鼻や気管支の粘膜を保護する働きがあります。
さらに、「食物繊維」により腸の働きが正常化することも、アレルギ症状の改善には大きく役立っているようです。
意外なのは、レンコンには赤ワインと同じ「ポリフェノール」が含まれていて、しかも、その中に「抗アレルギー性」のある成分がたっぷり含まれているとか。
レンコンは1日20~30g、3ヶ月以上食べ続けると効果があるようですよ。
昨年、花粉の量がかなり多かったために、今年、花粉症にかかる人は多くなると予測されます。
花粉症になると、鼻水、くしゃみ、涙がでるのは、鼻、のど、目に付着したアレルギーの物質を排出する防御反応です。
●花粉と風邪の見分け方
花粉症と風邪の症状は、似ていますが以下のように見分けることができます。外国人は、花粉症にはならないかというと、そうでもありません。
日本の花粉症の7割はスギ花粉症ですか、ロシアは白樺、イギリスでは菜の花、アメリカではブタクサにかかっているようです。
なんと、1年中ほとんど花粉がとんでいるんですね。
●花粉症の防御法
①服はツルツルした素材を
②整髪料、メイクは薄くベタつかないように
③正午~午後3時の外出は控える
④掃除は毎日水拭き
⑤エアコンのフィルター掃除は2週に1回
⑥湿度は50%以上
⑦辛いもの明日コール、高カロリー食は避ける
●レンコンエキスで花粉症を抑える方法
レンコンスープの作り方
ポリフェノールは水溶性のため、まるごと飲むのが一番です。
①軽く水洗いしたレンコンを輪切りにカット
②浸るくらいの水にレンコンをいれ一煮立ち
③弱火で5~8分煮る
これでレンコンエキスが完成します。1日100mlを飲めば効果が期待できるそうです。