尿酸値は、痛風だけ心配すればよいと思ったら大間違い。

【尿酸値1mg/dl≒血圧10mmHg≒総コレステロール20mg/dl】

尿酸値は、1mg/dl上昇すると総コレステロールが20mg/dlも上昇すると言います。尿酸値が上がると、動脈硬化のリスクも増えると言うことですね。

●摂りすぎに注意するもの
①プリン体を多く含む食べ物
(鶏レバー、牛レバー、カツオ、マイワシ、大正エビ、あじやサンマの干物など
②アルコール
③清涼飲料水
④総カロリーが多い

●積極的に取った方が良い物
①水分(1日2リットルの水分を摂る)
②アルカリ性食品

代表的なアルカリ食品は、野菜類、キノコ類、豆類、果物類、海藻類などです。アルカリ性食品は、尿酸の排出に大きな意味を持つと言います。また、アルカリ性食品は、尿を中性化させる働きがあります。

尿酸値対策のためには、肉などの酸性食品に対して、その2倍のアルカリ性食品を摂るのがベストです。そこで、プリン体を抑えて尿酸値を上げない奥園さんのレシピをご紹介します。

プリン体を100mgに抑え、アルカリ性食品と酸性食品を2対1にしたレシピです。

奥園さんの尿酸値オフレシピ

●小松菜のクリームスパゲティ

材料:1人分
小松菜のクリームスパゲッティ

作り方:
①スパゲッティ(80g)を塩の入ったお湯でゆでる
②フライパンでベーコン(40g)と玉ねぎ(50g)を炒める
③小松菜(100g)としめじ(50g)を炒める
④塩少々と胡椒少々で味をつける
⑤豆乳(100㏄)に片栗粉(少々)をまぜる
⑥最後にピザ用チーズ(20g)とスパゲッティ(80g)をからめて粗びき胡椒をふりかける

クリームスパゲッティに、牛乳ではなく豆乳を使うのは、実は牛乳が中性食品なのに対して、豆乳はアルカリ度が高くプリン体も少ない優れた食品なのです。

●レンコンのお好み焼き

材料:1人分

作り方:
①レンコン(200g)を4つに切る
②ポリ袋にレンコン(200g)を入れて綿棒でたたく
③塩もみした刻み玉ねぎ(100g)に卵(1個)を割入れる
④小麦粉(大さじ3)を入れる
⑤叩いたレンコン(200g)を入れる
⑥オリーブオイル(小さじ1)を敷いたフライパンで生地を広げる

●大根おろしすいとん 総プリン体92.9mg
●トマトじゃじゃ麺 総プリン体99.5gm
●白菜のポン酢あんかけ丼 総プリン体96.4mg
●かぼちゃのドリア 総プリン体99.5mg
●豚汁うどん 総プリン体 98.3mg

この7つのレシピを1週間食べ続けた結果、男性の尿酸値は、検証前7.4から検証後5.6に下がっていました。また、血管のしなやかさも、検証前8.7から検証後10.6に。

尿酸値オフレシピで尿酸値の上昇を防ぎ、血管がやわらかくなるのですね。