血管年齢ってご存知ですか。実年齢、肉体年齢、精神年齢、肌年齢と年齢には色々とありますが・・(^_^;)
血管にも年齢があるそうです。東京医科大学八王子医療センター院長 高沢謙二先生が教えてくれます。
血管年齢は、心臓が血管を送りだすときに起きる脈拍のリズムで計測するそうです。
血管年齢とは、血管の硬さのこと。血管は年齢とともに弾力を失い、硬く、厚く、狭くなってきます。
同時に、血管年齢が高いと、脳疾患や心疾患などのリスクも高くなってきます。
血管年齢は、内科、循環器科などでも測定できる病院が増えているそうです。
●血管を若く保つポイントは「ふくらはぎ」
ふくらはぎは、下半身の血流をポンプのような働きで戻してくれる「第二の心臓」といわれています。
血流をよくすると血管の抵抗がとれ、心臓の負担も減り血圧も下がり、血栓もできづらくなります。
かかとの上げ下げと、手の上げ下げを同時にすることで血流をアップさせることができます。
番組外の情報
血管が硬くなる4大要因は、
①高血圧
②高脂血症
③糖尿病
④喫煙。
この1つの要因で、心筋梗塞に対するリスクが3倍、2つなら9倍、3つなら27倍、4つなら81倍にアップするそうです。
若く保つ秘訣は
・総コレステロール値220mg/dl以下。
・最高血圧140mmHG、最低血圧90mmHG以下。
・空腹時血糖値110mg/dl以下。
・禁煙
を実践すること。
●日常生活で気をつけること
①食事は、腹8分目が基本。
②毎日、歩くこと
③良質な睡眠をとること
④禁煙すること
⑤入浴で血行をよくすること
⑥ストレスをためこまないなどこと
血管年齢は日常生活のちょっとしたことで、若返らせることができるそうですよ。
日常生活のちょっとした行動で「血管年齢」を若返らせることは可能といいますから、実践して「血管年齢」を自慢できるようになりたいですね。