健康に関する色々な情報を見ていると、健康でいるためのポイントがだんだんわかってきますよね。

その中でも、栄養を吸収し体の隅々まで運ぶ血管と腸は最重要項目ですよね。

人間の体は、栄養を吸収して、全身にエネルギーを供給しないとまったく動くことができません。家電製品は、電気と電線がなければ役に立たないと同じ関係ですね。^^;

実は、100歳以上長生きする人の血を調べてわかったきたことがあるそうです。

それは、長生きの人は、血管年齢が若く、血管をいつまでも若く保つホルモンがたっぷりあるということ。

アディポネクチン

その名は、超善玉ホルモン「アディポネクチン」といいます。

アディポネクチンは、血液中を流れて血管の傷ついてるところを修復してくれるとっても大切なホルモンです。

アディポネクチンは、内臓脂肪細胞からつくられるホルモンで内臓脂肪が多い人や糖尿病になると減少することがわかってきました。

アディポネクチンの少ない人は、心筋梗塞や脳疾患になりやすくなってしまうそうです。

そこで、アディポネクチンを増やし、いつまでも健康に生きていけるポイントを教えてくれます。

100歳になっても健康で過ごされている方を、医学者は尊敬を込めて百寿者というそうです。

百寿者の方の血液を調べてみると、やはりアディポネクチンの量が多いことがわかりました。

アディポネクチンは、血液の傷を修復し、血糖値、血圧を下げる働きがあります。

また、百寿者の方は若い頃から体形がほとんど変わっていません。

百寿者の皆さんは体形を維持することでアディポネクチンを多く分泌していたのです。

アディポネクチンはお腹の脂肪細胞から分泌されています。

脂肪は、善玉ホルモンを分泌することから、甲状腺やすい臓、卵巣など同じように臓器の一つという考え方になってきました。

しかし、食べ過ぎて肥満体形になると脂肪細胞も太ってしまいアディポネクチンが分泌できなくなってしまいます。

脂肪細胞が肥満すると、血管を傷つけてしまう逆の効果の悪玉ホルモン、炎症性サイトカインが沢山でるようになってしまいます。

悪玉ホルモンは、インスリンを効きにくくし糖尿病を促進したり血管に炎症を起こし動脈効果を起こしてしまいます。

つまり、太れば太るほど、善玉ホルモンを分泌する機能が減ってしまうのです。

その肥満の度合いとは、男性の場合には、腹囲85cm以上女性の場合には、90cmが危険信号の目安となります。

また、善玉ホルモン、アディポネクチンを増やす食事があります。それは、WPA・DHAを豊富に含む青魚、そして赤ワインだそうです。

赤ワインをの見ながら青魚を食べる生活を続けて体重維持をすれば、善玉ホルモンがたくさん分泌され長寿者の仲間入りができるようですよ。