さとう珠緒さんと言えば、ぶりっ子アイドルと言うイメージが強いかと思います。42歳でも「ぷんぷん」と言う仕草は今でも健在の様ですが、以前に比べてテレビの露出度が減っているようです。
先日、「しくじり先生」では、仕事が減ってしまった原因を自ら分析し「女性に嫌われたから」と言っていました。週刊文春が行っているアンケートでは、「女が嫌いな女」で、2年連続1位を獲得。そのあたりから、仕事が激減したと言います。
先日のテレビを見る限り、42歳とは思えない若さと可愛らしさを維持しているさとう珠緒さんですが、脳の健康診断では、脳梗塞を多発していたようです。
脳梗塞は命を脅かし、助かっても障害が残る可能性のある怖い病気ですが、知らないうちに脳梗塞を起こしている例もあり、脳ドッグなどを受けるとわかります。
さとう珠緒さんの場合、「主治医が見つかる診療所」の番組内で人間ドックを受けたところ、判明したようです。
脳梗塞には、3つのタイプがあり、
①ラクナ梗塞(末端の細い血管の狭窄)
②アテローム血栓症(動脈硬化などで血管壁にコレステロールなどが溜まり、そこに血小板が集まる)
③心原性塞栓症(頸動脈や心臓などで作られる血栓が)
自分がどのタイプかを見極めると、対策がしやすくなるそうです。
脳梗塞が多発した痕跡があると聞くと心配になりますよね。すぐに命の危険はないようですが、今後命に係わる梗塞を起こさないよう摂生していくことが大切です。
私の叔母も、珠緒さんと同じような診断を受けましたが、「減塩を心がけ血圧を下げる」、「水分を多く摂る」などの生活を心がけ、その後30年近く問題なく過ごしています。
珠緒さんの場合は、どのような脳梗塞で、そのような対策が必要なのでしょうか。
さとう珠緒さんの脳の5か所に脳梗塞
ここからは、主治医が見つかる診療所で判明した珠緒さんの脳梗塞と認知症の危機の内容です。
さとう珠緒さんは、このまま放っておくと認知症になる可能性があるそうです。
珠緒さんの食生活を見ると、野菜などを多く摂り、気を使っているように見えますが、実は毎晩たくさんのお酒を飲む酒豪でした。
健康そうな珠緒さんですが、番組で人間ドックを受けた結果、脳の後頭部に5か所の脳梗塞が見つかりました。
お年寄りには、このような脳梗塞の跡がみられるケースがありますが、42歳の若さでこのような例は珍しいそうです。
脳の後頭部は、血管が一番細くて、弱いところです。この部分に多発的にポツポツ死んでいく脳梗塞を起こす場合、一番考えられる原因は脱水によるものだと言います。脱水になる主な原因はお酒です。
お酒を飲むと、身体はそれを解毒するために何倍もの水を使います。これにより、身体が脱水状態になります。脱水が続き、このような状態がどんどん進行すると、認知症まっしぐらだと言います。
珠緒さん位の年齢(42歳)の場合、女性ホルモンで血管は守られているので、動脈硬化や脳梗塞などは男性に比べると全然遅いのが一般的です。
しかし、珠緒さんの場合は、若い時点で脳梗塞が多発しているので、「60歳になったときが恐ろしい」と言われてしまいました。
また、お酒を飲むと、アルコールを代謝するのにビタミンB12と葉酸を消費します。ビタミンB12や葉酸が不足すると、異常な赤血球ができ、血行障害や貧血(大球性貧血)を起こすことがあります。
生涯で分解できるアルコールの量は決まっている
人は一生の間に消費できるお酒の量は決まっていると言います。男性で500㎏、女性で250㎏です。毎日ワイン1本を飲んだら、女性の場合は、7年で一生分を飲みつくしてしまうそうです。
さとう珠緒さんの対処方は、脳の検査を定期的に受け、お酒の量を減らすことが大切ということでした。まだまだ若くてかわいい珠緒さん。これからは、お酒の量を減らし、もう一花と言わず、二花でも三花でも咲かせてほしいですね。