ラクナ梗塞は、細い血管が詰まって起こる小さな脳梗塞のこと。ハリセンボンの春菜は、駆け込みドクター番組内の企画で検査したところ、すでにこのラクナ梗塞を起こしていました。
他にも、ラサール石井さんや竹内都子さんもラクナ梗塞が見つかったそうです。その中でも深刻なのがハリセンボンの近藤春菜さんでした。
50歳以上の方は、1個や2個はラクナ梗塞があるのですが、春菜さんは、若いのに、複数個見つかりました。
細い血管にできる小さな血栓(1.5cm以下)で血管が詰まることをラクナ梗塞というそうで、俗に言う隠れ脳梗塞です。このままにしておくと脳梗塞を起こす可能性もあります。
日本人は、太い血管より細い血管が動脈硬化になりやすい傾向にあり、脳梗塞全体の約3割を超えると言われています。
ラクナ脳梗塞は、動脈硬化など生活習慣病や老化が原因とされています。中高年以降注意が必要ですが、若い世代に増えているそうです。
ハリセンボンの春菜さんは、このラクナ梗塞を起こしていました。ラクナ梗塞の血栓の大きさは、直径5ミリ以下のものが一番多く、期症状がないのが特徴です。
進んで来ると手足のしびれなどの感覚障害が起こるようです。(※注 直径1.5cm以上は、ラクナ脳梗塞とは言わないそうです。)
この小さな血栓がたくさんできたものが、多発性脳梗塞といい、言語障害、歩行障害、えんげ障害、記憶力低下などの痴呆症のような症状が起こることがあります。
若くても、細い血管が詰まるラクナ梗塞を起こしている人が増えているそうですので、注意が必要ですね。
ラクナ梗塞が若いうちに見つかった人は、逆にラッキーと思い生活習慣を改めれば良いとのこと。食事や睡眠、運動不足に気をつけ、ストレスのない生活を心がけたいですね。