東京理科大学の辻孝教授、佐藤明男先生らのチームが研究している毛髪再生医療が世界中から注目されています。
辻教授のグループは、2009年マウスを使い世界で初めて歯の再生を実現させました。
さらに毛包器官再生による毛髪再生の研究に着手。マウスの実験で、その可能性を証明しました。
元来、髪をつくる毛包には幹細胞が存在し、数年に1回再生しています。そこで、毛包から人為的につくった再生毛包原基を皮膚に埋め込んだところ普通の髪の毛を同じように永続的に髪の毛を作り続けたそうです。
ポイントは、発毛可能か、永続的な毛周期をもつか、普通の毛のように立毛機能をもつか でしたがいずれの問題もクリア。
ということは、正常な部分の頭皮から取り出した再生毛包原基を大量に作成し、薄くなった部分に移植すれば、髪の毛がふさふさと生え出すということです。
夢の永久増毛、それも自分の毛でという夢のような話ですよね。
薄毛で悩む人はいっぱいいます。誰のせいでもないこの問題でクヨクヨと悩まないように、いち早い実現を、ぜひぜひお願いしますね!
現在、5~10年以内に間違いなく実用化されるそうです。当初は、予算1000万円くらいかかるかも・・とのことでした。