今、日本人の5人に1人以上が花粉症と言われていますが、花粉症皮膚炎という症状で悩む女性が増えているそうです。4月6日放送「あさイチ」(NHK)では、花粉症皮膚炎を予防する洗顔法を紹介してました。
花粉症皮膚炎は、花粉症の女性がなりやすく、顔がまだらに赤くなり針を顔に刺されているようなチクチクの痛みと、かゆみが同時に襲ってきます。1対12ぐらいの割合で圧倒的に女性が多く、理由の一つに、洗顔があるようです。
正常な皮膚には、バリア機能があり異物を侵入させないのですが、乾燥や摩擦などでバリア機能を壊してしまうと、花粉の成分が皮膚に侵入しまい炎症を起こしてしまいます。そうすると、まぶたが赤く腫れたり、カユミが強くでてきます。
花粉症皮膚炎は、花粉症の人、皮膚が弱い人、乾燥しやすい人、アトピー性皮膚炎をもっている人がなりやすいそうです。化粧は特に問題ないのですが、メイクを落とすときに手でゴシゴシこすりすぎないなど注意が必要です。
正しいメイク落し法
①クレンジングは3回ですすぐ
何回も洗い流すと皮膚が痛みやすく乾燥も激しくなるので、3回程度ですすぎます。ちょっと残しておいて洗顔するので問題ありません。
②洗顔は、泡を多くしないでそーっとやさしく顔を滑らすように泡をつけていく。
すすぎは3回程度で、顔を洗面器につける感覚で。顔を手で押すと刺激になってしまうで極力触らないようにします。
そのほかシャワーの水圧は刺激になるのでダメ、こすらず手で顔にかけるようにして洗顔してください。水の温度は熱すぎずぬるま湯程度がいいそうです。
正しい洗顔をし皮膚の表面が荒さなようにすれば、花粉症皮膚炎を防ぐことができます。かゆみがひどい場合には、皮膚科にいってくださいとのことでした。