口内炎ができると、美味しいものが食べらず本当にツライですよね。

原因は、ビタミン不足、寝不足、傷をつける、不衛生など言われますが、どれも思いあたらず、とりあえずチョコラBBを飲んでみるのですが・・。

やっぱり、またできてしまいケナログをつけて、ただひたすら4~5日間治るのをひたすら待つしかない。きっと、「そう、そう」とうなづいてくれる方も多いかと思います。

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口の中の病気には、口内炎以外にも、口臭、ドライマウス、手足口病、放置すると舌がんになってしまう親不知、口臭の影に隠れる重大な疾患などがあります。

危険な口腔内の病気

口臭 口臭の原因は口のバイ菌が90%、その他胃腸関係からと言われています、口の中は全身の健康状態をうつす鏡です。

●口の健康状態チェック

①う蝕活動試験(うしょく)・・口の中の菌を調べます。
試験液の色の変化で菌の量を判定します。

②唾液流出量・・ガムを食べて唾液をだします。正常な人は
1分間に1cc以上分泌します。それ以下の人は、口が乾いて口臭の可能性があります。

③口腔がん検診・・歯型から歯が舌や口にあたっていないかチェック。
歯が当たっていれば口腔がんや舌癌になる可能性があります。

④血液検査・・口の中が良いのか悪るのかを診断します。

口臭の原因の90%が口の中のバイ菌と言われています。また、胃腸の調子が悪くても口臭につながります。

そのほか歯周病、口の中が不衛生だと、TNF-αという物質がでてきます。

TNF-αとは、脂肪細胞から分泌される物質の1つ。関節炎や、肥満や動脈硬化、妊娠中の場合に早産のリスクになると言われています。

●ドライマウス

唾液の分泌が減少し、口の中が乾く症状で、舌の痛み、虫歯、歯周病などの原因となります。ドライマウスになるとカンジダ菌が増殖し、難治性の歯周病を引き起こす場合もあります。

ドライマウスを改善するには、舌でグーチョキパーをすると唾液腺が刺激され唾液が分泌されます。

●仮性口臭症・・実際は口臭がないのに

口臭があると思いこんでしまう症状です。

思春期に口のことで、悩んでいた人がなりやすいそうです。朝食をきちんと食べることで唾液が正常に分泌されるので規則正しい食生活をしたほうがいいそうです。

●舌が原因で起こる口臭

胃腸が悪化したり口の中が乾燥すると舌の表面にある突起が伸びます。そこに、汚れとか食べかす細菌が付着すると舌苔となり口臭がでます。

口を開けて眠ると舌表面に苔がつきやすくなります。

・舌の先端が赤い・・紅舌
気管支炎や咽頭炎、風邪なでおの病気が考えられます。

・舌の表面に溝ができている状態・・溝舌
体の不調により唾液、リンパ液、血液が不足すると舌の表面が溝状にデコボコになります。貧血や消化不良、胃腸炎が疑われます。

●舌苔のトレーニング方法

舌専用のブラシで、舌表面をなでるように汚れを取り除く。軽めに行うのがコツです。

●口内炎

口の中の粘膜は約20日周期で新しくなります。つまり口内炎の傷も、通常20日間あれば治ります。

20日以上治らない人は口内炎ではなく、
腫瘍ということもあるので病院で見てもらってください。

・治し方
①口の中を清潔に保つため頻繁に口をゆすぐ
②ビタミンB群をとる
③焼き海苔、アーモンドなどもいい

口内炎がなぜできるかは、まだ解明されていないそうです。塩や、タバコの灰など絶対につけないでください。

●歯磨きの回数

食事のあと、1日3回が理想的です。歯磨き粉には、口の粘膜を荒らす成分が含まれているので、あまり回数が多いと逆に口の中を荒らすことになるので気をつけてください。

最新医学で、口の中の病気が重大な全身疾患に影響していることがわかってきました。口の中、しっかりチェックしてくださいね。